ケータイ小説 野いちご

恋愛禁止(ホラー)

気味の悪い場所

いろはちゃんが持ってきてくれたおにぎりを1つ食べたところで、隣の部屋の子がいつものようにお風呂の札を持ってきた。


「ツムギちゃん、今日はお風呂どうする?」


「あ……」


どうしよう。


1日くらい入らなくたって大丈夫だし、正直入る気にはなれない。


「今日はあたしが先に入るね? 無理そうなら入らなくてもいいと思うよ?」


あたしに気を使ってくれたいろはちゃんがそう言い、先にお風呂用具を準備を始めた。


「うん……」


「お風呂に何か変な所がありそうだったら、調べておくから、ね?」


「ありがとう、いろはちゃん」


ただの思いすごしならいいな。


あたしはそう思っていた。

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