長い間、

僕は、優しい暖かさに包まれて

スクスクと大きくなっていった。


そして、

いよいよ、僕は

誕生

するみたいだ。



「う~ん…!!」


って、僕を出す為に、

苦しそうに

でも、一生懸命頑張っている人の力を借りて


僕は、

この場を離れなければならない。


少し寂しいけど、

ずっと

僕の誕生を楽しみにしているのを

僕は見ていたから。