暑い…なんか暑いっ!



バッと起きてみると隣で寝ている龍の顔がほのかに赤くて…



「ん…さ、くら?」



「おはよ、龍 ちょっと熱はかろっか」



「ん、」



ピピピ



38.5度⁈



うわー高熱じゃん!



「龍、病院行こう」



「いや。」



「行かなきゃだーめ 治らないよ?」



「いい。」



いくら言い聞かせても龍はいや。というばかり…



「しょうがないなー」



私が看病するか



「龍、じゃあ寝よっか」



「ん…」



ギュー
龍は私を抱きしめながら眠りについた