ケータイ小説 野いちご

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〝好き〟の間違い探し

ふたつのこしあん









「クリスマスはブッシュドノエルに決まってるやん!」

「はぁ?
クリスマスと言えば生クリームに苺のケーキだろ!
雪みたいに白いクリームがいいってのに」

「なにそれー、詩人かなにかですかー。
達郎めっちゃキモいわー」

「バカにしてんじゃねぇよ!」



今、あたしと達郎は、わかりやすくクリスマスパーティーのことで揉めている。

無事、達郎の家から使う許可が下りたところで話を進めようとしたらこれや。



毎日毎日毎日毎日ほんっま毎日ケンカばっか。

前にちえに「よく飽きないねー」って言われたけど、そういう問題とちゃうねん。

負けられへんねんからしゃーないやん。



「あたしの言ったこといちいち突っかかってきよってからに!
めんどいわ!」

「別にいちいち突っかかってませんけどーっ」



あああああ、くっそ腹立つわー。

いつものように腕を組んで睨みつける。







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