テレビを呑気に見ていたら、受験のことばかりやっていたら。
「ついに明日かー……」
気がついたら、試験日がもう明日になっていた。
勉強出来るかなあ。
学校へ行ってない私はやっぱり、
面接が心配だった。
不登校してるくせに、高校なんて行けるのだろうか。
高校に行きたい熱で言っていたくせに
もうそんな熱は冷めて
むしろネガティブ気味。
でも何故か、
「受かっても受からなくても、いいや」
そんな吹っ切れたことを思っていた。