ケータイ小説 野いちご

幼なじみの不器用すぎる愛し方

Chapter*1
幼なじみは南国を満喫中です

1日ぐっすり寝たら、体調はよくなった。

月曜日の朝にも念のため熱を計ったけど、平熱に戻ってたし、すっかり元気だ。


「有斗、起きて!」


平熱であることを確認してから、寝坊助さんを起こすべくお隣の扉を叩いた。

部屋に入ると、布団に包まってスヤスヤ寝息を立てている有斗が。この光景、もう見飽きたよ!


「もぉっ」


ベッドに歩み寄って、細く見えてしっかり筋肉のついた腕を揺り起こす。

眉間に寄せられた皺が深さを増し、端正な口がへの字に曲がる。

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