すると、陽呂の目から一筋の涙。 皆が、暁も、此方へ向かってきていた 椿までもが驚愕の目を向ける。 そして、ポツリと呟いた。 陽「………俺達、新選組は………… 天つ風となっていた先祖様の無念を 晴らす事が出来たのか…………?」 皆が皆、それを聞くと陽呂に近寄った。 暁はその場に立ち止まったままだった。 最後に、椿が陽呂の真正面に立つ。 そして、椿は言った。