2日 あまり口も聞かず
何のために 一緒にいるのか
わからない状態の中で
あたしの出した決断は…


別れ


「尚輝 話があるの」


尚輝の帰りを待って 話すことにした


「あたしの意思は変わらない
尚輝が好き それと同時に赤ちゃんも大切なの!これから先 色んな事が起きるかもしれない
赤ちゃんにだって 父親の居ない子だって 回りから色んな目で見られるかもしれない
でも…あたしはいっぱいの愛情を注いで 育てていきたい だから…別れることに決めたから」


尚輝はしばらく黙っていた



「オレは お前の事 今は感情的になってて
いい目で見れない 裏切られたと言う事実は消えないし 一緒になっても どうしても 疑ってしまうと思うんだ
別れたことによって 後悔するかもしれない
でも 将来 子供を巡って今以上の後悔が有るかもしれない 百パーセント自分の子ならいいけど 分かんないんだから…
別れることが お互いの人生はうまくいくと思うんだ」