ケータイ小説 野いちご

臆病者のシーソーゲーム(仮)


悲しさは半分こです
























私の一言に、


この場の空気が薄くなった気がした。










一瞬、瞳を揺らがせた須藤悠。






その…光に反射されて焦げ茶色に輝いている瞳が、

一瞬だけ動揺したように揺れたんだ。





私の言葉に『動揺』


それが彼の行動なのに、


彼は笑顔で言った。





「何にもないよ。本当に興味本位で来ただけだし」



誰にも好意的に受け入れられるようなその笑顔と態度。


 

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