卒業式も終わり、最後のクラスでの話も終わった。 泣いてる友達を慰めていると、あたしもつられて泣きそうになり、 結局、友達と泣き笑いながら後輩が作ってくれている花道を通ることになった。 「丹夏っ!!」 花道を抜けた先には、高校の制服を着た真也。 あたしは真也に走り寄った。