流れ星になったクドリャフカ〜宇宙で死んだ小犬の実話〜
歴史・時代
完
0
- 作品番号
- 92271
- 最終更新
- 2023/07/23
- 総文字数
- 54,937
- ページ数
- 132ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 140,228
- いいね数
- 0
彼女は月と同じ衛星になって
流れ星になったから
夜空を明るい光を放ちながら
流れて
燃え尽きて
消えた
アナタは彼女を知っている?
アナタは彼女を忘れてしまった?
執筆:08/5/6〜7/17
史実を元にしたフィクションです。
レビューありがとうございます。
矢口葵さん・桜坂爽さん・菊乃ななさん
2012年に野いちごの「隠れた名作特集」と「Can*P」に掲載していただけました。
この作品のレビュー
私は学生時代に、科学実験で使用され、必要の無くなったハツカネズミが貰い手が居ない場合、処分されると聞きました。 私は、その話を聞き、その実験済みのハツカネズミを受け取り飼った事があります。 女性の人は、鼠なんか飼って・・・と思われる人が居るかも知れませんが、人の為に尽くした命です。 それに飼ってみると案外可愛かったです。 遠い昔の話ですが・・・ この作品を読んだ方が、少しでも動物に対して優しい心を持たれる事を祈っています。
私は、この実話である物語を知らなかった人間です。 正直、最初この作品に触れさせて頂いた時、何故……世間では有名であるらしい事実を携帯小説にする必要があるのだろうか??そう思いました。 しかし……内容を知って気持ちは正反対に裏返りました。 書いてくれてありがとう。 教えてくれてありがとう。 今は、そんな気持ちでいっぱいです。 タイトルから伝わるように、楽しい話ではありません。 けれど、こんな現実があると言う事。知ったから何かを変える、それが出来なくても……。 読了後、私は天を仰ぎ……心の中で「ありがとう」を告げました。 それすらエゴかもしれない。 それでも……そうしたかったのです。 魂の詰まった実話を是非受け止めてください。 悲しくても……必ず読んで良かった、そう思える筈です。
この作品の感想ノート
>永花 ふうさん
遅レスすみません……
そんなテレビがあったんですね! 知りませんでした。
なんという番組なのか、物凄く気になります。
クドリャフカのことを思い出すきっかけになれたようで、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
こんばんは。
読ませていただきました。
書かれているクドリャフカがもう、可愛いくて……。
わたし、このお話テレビで見たことがあって、最後スプートニク2号が大気圏で爆発するシーンを思い出しました。
空が明るく光り、そして、『クドリャフカーーー!!』という叫び声。
映像と共に思い出されて、すごく切ない気持ちになりました。
もうずいぶん前で……そのテレビを見た時に感じた気持ちを今まで忘れていた自分が恥ずかしいです。
大切なことを思い出させていただき、ありがとうございます。
これからも応援しています。
>リデルさん
気付くのが遅くなりましたが、有り難うございます。
こんな風にクドリャフカのことを思っていただけて、この作品を書いて本当によかったです。
ちなみに「彼女」ですね。クドリャフカは女の子なんで……
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