１２年目の恋物語
恋愛(ピュア)
完
7
- 作品番号
- 788365
- 最終更新
- 2022/01/28
- 総文字数
- 109,072
- ページ数
- 203ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,085,960
- いいね数
- 7
１２年も縛り付けて、
わたしの面倒見させて、ごめんね」
心臓の悪い陽菜（はるな）：ハル
幼なじみの叶太（かなた）：カナ
１２年間、同じクラスの二人。
家も隣同士、幼なじみの二人。
学校公認カップルと呼ばれ、
一緒にいるのが当たり前だと
思っていたのに……。
叶太が、責任感から、
自分の側にいてくれるのだと知ったとき、
陽菜は、叶太から離れると決めた。
なのに、そうなってようやく、
叶太を好きだったことに気づく陽菜。
「カナに会いたい」
「カナの声が聞きたい」
「カナの笑顔が見たい」
「……でも、もう一緒にいられない」
◆ ◆ ◆
「最近、ハルが冷たいんだ」
すれ違う思い。
「ハルのことが、こんなに好きなのに！」
◆ ◆ ◆
「それは、ボクにもつけいる隙が
あるってことかな？」
思わぬところにいた伏兵。
ハルが心を許し、悩みを相談する先輩、
羽鳥。
◆ ◆ ◆
絡まり合う想い。
２人の恋は実るのか！？
★☆★ Information ★☆★
この作品とは別に、番外編・続編を書いています。
良かったら、そちらもお読み下さい。(^^)
■シリーズ紹介■
「１２年目の恋物語」１作目（長編） ※本作
「初デート」番外編(1)（短編）
「規格外の恋物語」番外編(2)（短編）
「１３年目のやさしい願い」（長編）
「１４年目の永遠の誓い 」（長編）
「娘の結婚」番外編(1)（短編）
「料理修行」番外編(2)（短編）
「未練と祝福」番外編(3)（短編）
■□■ メモ ■□■
2014年1月25日～2月22日
後日談：2014年3月19日追加
この作品のレビュー
ハルとカナ、ずっとずっと一緒にいた幼馴染。 病気を持っているハルはある日いつもカナに迷惑をかけてるのではないかと思うようになる。 それからハルはカナを避けるようになって……。 好きで、好きで、大好きで……。 だからお互いすれ違う。 周りの人たちの優しさにも触れながら、進んでいく2人の未来は……？ 切なくて、でも純粋で温かい"ハル"（春）のような、ゆっくりした恋物語。
思い出すのは...カナの笑顔-- 牧村 陽菜(ハル)15歳 私は生まれつき心臓が悪い 12年目の幼なじみ... どんな時も隣に居てくれた… 広瀬 叶太(カナ) 好き、だったんだ...わたし... カナのこと... 「叶太くんを解放してあげて！」 同級生の女の子に言われた、あの言葉... わたしが独り占めにしたらいけないんだよね... カナ... 私...もう、一人でも大丈夫だから... １人で悩みを抱え込もうとするハル... 読んでいると、二人の恋を心から応援してあげたくなります(*´∇｀*) 恋のライバル!?羽鳥先輩の存在に焦るカナ！ そして、加速する２人の恋物語！ カナとハルの心温まる恋物語を是非！★ 二人の恋物語は番外編と続編へとも続いています(*^^*) 切なくも心が温まる素敵な作品です(*^^*)
この作品の感想ノート
泪しました！
其れが正直な感想です。私はケータイ小説だけに主に会社の休憩所や通勤電車の中で読むのですが、此の作品はそう言った場所で読む事が出来ませんでしたね。だって、気を緩めたら泪しまくっていたと思うから...。
久々に感動作に出会えたので続きのお話に胸が弾みます。
先生、有難う御座いました。
お話、一気に読ませていただきました。
苦しくて苦しくて、いつ抜け出せるのだろうと思いながら読み進めました。
それは、きっとハルと同じような経験をしている自分だから。
お金持ちでもなんでもない、ただの一庶民でしたが笑
教室に行けず、学校に行けず、保健室で、病室で過ごした時間の方が記憶に刻み込まれている学生時代でした。
あの時、必ず保健室に、病室に顔を出してくれた3人の幼なじみ。
今ではすっかり元気になりました。大人になった今も、幼なじみの彼らとは特別な関係です。今度彼らに会ったら、ありがとう、と、伝えたくなりました。
素敵なお話と出会えました。ありがとうございました。
はじめまして、作品読ませていただきました❗
二人の届きそうで、届かない恋模様や、そんな二人を取り巻く人間関係が繊細に描かれていて読んでいて暖かい気持ちになりました。
素敵な作品に出逢えて、とても嬉しいです。
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