Elma -ヴェルフェリア英雄列伝 Ⅰ-
ファンタジー
完
0
- 作品番号
- 969122
- 最終更新
- 2017/03/09
- 総文字数
- 169,744
- ページ数
- 309ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 175,521
- いいね数
- 0
その若き女長・エルマは大陸東端の国・シュタインの王子と、一族の利のためにある契約を交わす。
それはシュタインで毎年催される大規模な市・夏市での〈アル〉の営業権と引き換えに、行方不明になった王子妃のふりをする、というものだった。
しかしエルマが王子妃を演じている間に、王城内で不穏な動きがあって……
*
序章 戦場の緑
第一章 〈アルの民〉のエルマ
第二章 国亡き者たちの王
第三章 太陽と月
第四章 追い風と一輪の花
終章 そして、それぞれの道へ
*
魔法じゃない系ファンタジーです
恋愛要素はありますが、きゅんきゅん要素はあんまりありません笑
2015/8/19完結
応援してくださった皆様、
ありがとうございました!
☆感想御礼☆
♪りーの♪さま
みくみく☆さま
じょんもりおさま
悠月翔さま
萌葱 文女さま
月銀るい。さま
氷月あやさま
汐見 夏衛さま
☆レビュー御礼☆
氷月あやさま
汐見 夏衛さま
◆110000pv・読者数80人 突破!◆
感謝感謝です
この作品のレビュー
これぞ異世界ファンタジー! と叫びだしたくなるほど、すばらしい作品でした。 各地を旅しながら暮らす放浪の民。 不思議な色の髪と瞳を持つ少女。 争いと婚姻による和平を繰り返す隣国。 王家の美しい王子が二人、そして王位継承問題。 これらのキーワードに反応した方は、最初の数ページでこの世界観に魅入られること必至です! 緻密に練られた設定 丁寧な描写 魅力的な登場人物たち ご都合主義ではないシビアなストーリー 本当に面白くわくわくして、時に切なく苦しい、極上のファンタジー小説。おすすめです!
緑の髪と赤い瞳のエルマ。 年若い娘の身でありながら、流浪の民アルの族長 聡明さと繊細さ、責任感の強さを併せ持つ、放っておけない可憐な少女。 エルマの人生はアルの民とともに、平穏に、自由に、素朴に、続いていくはずだった。 それが唐突に崩れたのは、シュタイン・ルイーネ両国間に結ばれる「婚姻による和平」に危機が訪れたため。 エルマは、アルの民の利権を保証することを条件に、シュタイン王城での危険な役割を買って出た――。 2人の王子の爽やかさや素直さとは裏腹に、王城に渦巻く薄暗い野心。 本当は、欲に目がくらんだ悪人なんて決して多くない。 誰もが自分の大切なものを守りたいだけ。 なのに、すれ違って、ぶつかり合って、気付けば「誰かの大切なもの」をこの手で奪ってしまっている。 悲しみや痛みを乗り越えながら、誠実に前へ進んでいく。 力強く、丁寧に織り上げられた歴史ファンタジーです。
この作品の感想ノート
汐見 夏衛さま♪
感想にくわえレビューまで!
お忙しい中ありがとうございます!
大好きだなんてっ
きゃー(///∇//)テレテレ
もったいないお言葉の数々、
ありがとうございますっっ
はい、お察しの通り(笑
シリーズ化しようと目論んでおります(笑
といっても、「列伝」ですので、主人公はエルマではなく、
本作とは全く違う登場人物になる予定です(*^^*)
次はイスラ半島の両国でエルマたちががんばってるときと近い時代の、
海の向こう、ウィオン王国のおはなしが書きたいなーと思っております!
いつになるかはわかりませんが(^▽^;)
またお暇なときにでも遊びにきてやってくださいませ♪
ありがとうございました!
おもしろかったー!本当に面白かったです!
仕事が一段落してまとまった時間がとれたら一気に読もう、とうずうずしていたんですが、
本当に一気に読んでしまいました。
レビューにも書かせていただきましたが、最高のファンタジーだと思います。大好きです。
登場人物もみんな魅力的で、目の前に光景が浮かびました。
予定調和やご都合主義のない、残酷にも思えるシビアなストーリー展開で、中盤では、あまりの運命の冷酷さに、ラシェル!リヒター!と叫びだしそうでした……
でも、だからこそこの小説はファンタジーでありながらリアリティを獲得しているのだと思います。
皆がみんな好い人で全員ハッピーで終わるなんて、やっぱりありえないんですよね。
『ヴェルフェリア英雄列伝Ⅰ』という意味深な副題にすでにうずうずしております。
他作品の執筆も楽しみにしておりますね♪
氷月あやさま♪
ほあぁぁあぁ!o(≧▽≦)o
感想&レビュー、ありがとうございます!
早くてびっくりしましたっ
私、読むのも書くのも遅いから憧れます(。-_-。)
ラグは一番最初はただのモブとして作ったキャラなのに、出世したなおまえ…と思いながら終章を書いておりました(笑
一応ヒロインの相手の役回りなのにラグをあまり目立たせることができなかったかな?と思ってたので、ツボと言っていただけて嬉しいです(*^^*)
ラグは自分自身が目立って活躍したりせず、ただヒロインのエルマの後ろで彼女を支え見守る役に徹していて、たぶん野いちご小説にはあまりないタイプの人だと思っていたので、正直言うと私の中で一番読者様の反応が不安なキャラでした(^_^;)
もったいないお言葉の数々、本当にありがとうございましたっ
『届屋』と『アルマク』の方も、遅筆ですが今後ともよろしくお願いしますヽ(*´∀`*)ノ
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