雨の夜長【短編】

恋愛(ピュア)

三ツ葉和奏/著
雨の夜長【短編】
作品番号
950210
最終更新
2016/09/02
総文字数
3,118
ページ数
7ページ
ステータス
完結
PV数
3,457
いいね数
0


雨が降っている


耳を渡る音の波は
そう、まるで目の前の彼のように


静かで、心地よくて
それから、涙が出るくらい


淋しかった



16.9.2




目次

この作品のレビュー

★★★★★
2016/10/03 01:57
投稿者: 高山 さん
雨の日の二人…

或いは結ばれない二人。 二人の背景を極力排して描いているように思います。 そこが想像力を働かせますね。 情緒的で良いなあと思える短編です。 読んで下さい。

続きを見る

この作品の感想ノート

野路喜道さん

はじめまして。
絵画のよう、という表現がとても綺麗で、そんなふうに読んでくださって凄く嬉しかったです。

雨と心情をリンクさせるようなお話を書きたいな、と思っていたので、野路さんが読んでいて雨音が聞こえていたなら本望です笑
臨場感があるお話を書くのは昔から苦手なので、そう言って頂けて勇気付けられました。

こちらこそ、素敵な感想をありがとうございました!

2016/10/09 17:51

新着レビューで見かけ、興味をそそられ読ませて頂きました。

なんだか離れて見てたらセピア風なのに近づいてよく見たら、深く多彩な色調で繊細に描かれた一枚の絵画を観たような気分になりました。

読んでいるとまるで自分が物語の世界にいるような、雨音が聞こえるような、コーヒーの香りが感じられるような、そんな叙情的な作品でした。

読めて良かったです。ありがとうございました。

2016/10/05 10:01

高山さん

お久しぶりです、こちらに足を運んでくださって有難うございます!

レビューで二人の背景を極力排していると書いてくださっていたのでびっくりしました。私の意識していたことをまんま汲み取って下さっていたので、とっても嬉しかったです。

こういう関係性のものを書きたいけれど、あからさまだと奇をてらった感じがして嫌だなあ、と思い、あまり書き過ぎないことを意識してました。

素敵なレビュー、こちらこそ ありがとうございました!

2016/10/03 21:59

この作品のひとこと感想

すべての感想数:10

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop