桃色の蜘蛛、只一つの罪【短篇】
その他
完
0
- 作品番号
- 75285
- 最終更新
- 2008/07/28
- 総文字数
- 6,283
- ページ数
- 27ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,874
- いいね数
- 0
どうせ皆、好きにやってる
楽しんで生きた方が楽だ
汚いのは廻りも皆そうだ
暗い未来に小さな未練もない
そう思っていた
あの日犯した一つの罪までは……
2008.03.16
from:小さな空と6つの罪
目次
この作品のレビュー
ドラマや映画、創作の中の都合良さはない。 そこにリアリティを感じる事が出来ます。<小さな空…>のサイドストーリーに当たる本作ですが、こちらだけを読んでも深い部分を感じる事が出来るはずです。 人は知らないうちに何かに関わっている、と言う事を感じる事が出来る作品です。 出来れば<小さな空…>から読まれる事をおすすめ致します。
墜落しても、落ちる場所はただの底。 そこから飛ぶか、這い擦り回るかは自分次第。 解釈が合っているかは分からないけれど、こんな主題を持って来る感覚が好きです。 他の作品と糸の繋がりがありますが、単品でも充分お薦めできます。 どうぞ行ってらっしゃいませ。
この世なんて綺麗事だけで生きていくのは難しい。 諦め順応しようとするけど、時折暖かさに触れた時胸が痛む。 人は何度でもいつからでも、新しく生き直せるんだよって主人公に言ってあげたくなった。 短編だが、表現も私の好みで読みやすく良くまとまっていた。
この作品の感想ノート
流木さん
こんな一期一会もあるのかなあと思います。
彼女が彼に恋愛感情を抱いているのかどうかはわかりませんが、感情が動く、感情が芽生えると言う意味では人を好きになるのと似ていますね。
いつもコメントありがとう。
たった一つの優しさ……
私は今、偽善じゃなく、優しく愛したい人がいるので、すごく胸に染みるお話でした。
人に伝える…伝わるって難しいなって最近よく思います。
なんだろう…なんか読んでて泣けてきました。
うまく作品の紹介もできずに感想が終わってしまいました。すみません。
レンズさん
この話は前作を描いてからしばらく間がありました。
光のない話に少し灯りを灯したかった感じです。
一瞬の交差で人生が変わる事もあるのかなぁ、と。
ピンクスパイダーは……好みです。
いつもありがとう。
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