絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅰ 

恋愛(その他)

並木 冴/著
絡む指 強引な誘い 背には壁 Ⅰ 
作品番号
677601
最終更新
2016/03/08
総文字数
270,707
ページ数
314ページ
ステータス
完結
PV数
424,106
いいね数
4
※長々とした背景描写はなく、漫画のようにさらさらとページを捲れる小説に仕上がっていると思います。
 浮き沈みがある恋愛の中の切ない部分を重点的に書きました。

※※「クリスマスの夢~絡む指 強引な誘い 背には壁 番外編~」、「秘書の私、医者の彼(仮)」、「結婚まで、あと……(仮)」にも繋がります。


 強引に絡ませられた指、息がかかるほどに近づけられた唇、腕力に物をいわせて壁に押し付けられた背中……。


 相手の好意を受け入れられず、適当に知らん顔をしてしまう香月(こうづき)の行く末は、いつも強引に迫られて謝るばかり。

 主人公は、すれ違えば誰もが振り返る美貌の香月。

 何事にも正直で、明るくて、優しくて、時に嫌なことは嫌だと、怒る時にははっきりと物を言う独身の彼女に、男達は心を揺さぶられる。

 ルームシェアの同居人である人気歌手には、雑誌の表紙を飾るほどの美貌と聞き取れないほどの低い声で囁かれ、

 ロンドンに住む医者の元彼には、別れても優しく、丁寧に扱われ、

 実業家であるクラブオーナーの今彼には、ベッドの激しさとは裏腹に超クールに接され、本心を見出すことができないまま時間ばかりが経過していく。

 会社の上司には、可愛い部下だと信頼され、

 和菓子屋2代目の同僚には、結婚前提で付き合ってほしいと新居を建てる土地の権利書を見せられ、

 自称フリーカメラマンの客には、歪んだ愛情で迫られる。

 更には大企業のやんちゃ御曹司には、大切な友達として携帯を一つ持たされるほど心配され、

 高級ジムで出会ったインテリヤクザには、ティファニーの指輪を送ると肩を抱かれ、

 今彼を追う刑事からは、彼と別れるようにと、しつこい捜査を受ける。


 あらゆる角度から知り合った男達に次々に好かれてゆき、しだいに本当に自分が愛したいただ一人を見つけていく……。


 主人公目線、主人公を見る周囲の目線を交互に織り交ぜ、より主人公を立体化させました。


 
 


この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

読みづらい…

yumaeastさん
2016/03/07 02:20

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

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