雑踏のエントロピー

恋愛(その他)

蜘蛛谷レンズ/著
雑踏のエントロピー
作品番号
311650
最終更新
2009/09/21
総文字数
7,592
ページ数
56ページ
ステータス
完結
PV数
11,983
いいね数
0



すれ違うのが

セオリーならば

僕らは決して

間違ってなどいないのだけれど


捻れたメビウスの帯は

螺旋を描いて

今日も何処かで

繋がるのだろうか。



この作品のレビュー

★★★★★
2009/09/22 19:13
投稿者: ヒビカ さん
マーブル模様の人間模様

かき混ぜたスプーン その先端から弧を描く 珈琲の中の白い筋 それはやがて周りに溶け込んで 同化する 人々の思考や人生も またしかり それぞれは すれ違い重なって 輪を描き続ける 例えばアナタが 甘すぎると思ったものが ワタシにとっては ちょうど良い そんな風に 登場人物たちの思考が 交差する 心地良い語りに 読んでいるこちらも それぞれの人物を通した 景色が見えるようだ ☆ぜひ珈琲にミルクを淹れながら携帯片手に読んでみてほしい。

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★★★★★
2009/09/21 23:08
投稿者: 月星大豆 さん
+★★★★★それぞれの思いを熱に変えて

人はそれぞれ、その人を取り巻く時間の中に居る。 しかし俯瞰して見ればそれは、普遍的な速度で一様に流れている。 Aを見詰めるBの世界はAB共通の時間軸に有るが、Bに見られている事を知らないAは、Bと今、時間を共有している事にも気付かない。 しかしまたマクロ的な視点で見れば、同じ地球上、同じ場所で同じ時間に存在しているという、かなり稀有な同一性を有するAとBである事は間違いない。 人は思うと思わざるとに関わらず相引かれ合い、相すれ違い、しかしそれらは皆、純然と同一時間に在る。 それぞれがそれぞれの軌跡を辿り、増大したエントロピーは枝葉を広げた大樹となるが、そこに少なからず関係を持ったという事実こそ真実。 同じ枝で同じ時に花を咲かせる偶然こそが奇跡なのだ。 溶けたアイスを旨いと見るか、甘過ぎると見るかは、それぞれの心の温度が握っているのだろう。

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この作品の感想ノート

ヒビカっち

あ、コッチにお返事くれてたんか。
こちらこそ、気を遣わせてすんません迷惑なんかかからないよぉ〜ん
むしろ迷惑かけたのは、こちらのほうでは?


ものすごく細かいものも含めての数なんで、多分ほぼ正解だと思うよん


わざわざ、ありがとうねんらびゅですわん!

2009/10/18 12:50

おほっ!ホントだ!
そんなに沢山?!
私もう少し少ないと思ってましたわ~8、9くらいかと・笑

うひゃひゃ、すっきりしましたのよん('-^*)/←何気に相関図とか書いたりしてた・笑

(そしてそして!ご連絡ありがとうなり☆ちなみにあのまま直で返信していいのかわからず。迷惑かけるといけないかと思いできず(^_^;)ヘタレな私でした・笑)

ヒビカさん
2009/10/15 21:50

げっこさん

アッチもコッチもレビューまでっ!らぶ

誠にもってありがとうございますです
更には温かいお気遣いまで、げっこさんの優しさに毎度癒されておりまする。

エントロピー、やっぱりでしたか
あんなもんは知らんでも全然生きていけるんでスルーで大丈夫です←じゃあ、タイトルに使うなよ


繋がりを書きたいだけの試みだったので、そこが充分伝わって頂ければ、幸せでござりまふ
いつも本当にありがとうございます。
レビューもニンマリ素敵でしたわん

因みにジェイコブくんは病んでいますので、サラッとでお願いします

追伸、
ハグってもよがすか?
左右のほっぺにチュウもついてきまっせ

2009/10/07 07:34

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