哀 夏 に 、

恋愛(その他)

吉永 優/著
哀 夏 に 、
作品番号
1612936
最終更新
2022/09/26
総文字数
6,806
ページ数
16ページ
ステータス
完結
PV数
11,498
いいね数
4



ずっと、逃げていた


ずっと、甘えていた




﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏




 、



﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏




2020.8.19

あらすじ
ひとつの恋が、終わる。

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この作品のレビュー

★★★★★
2020/09/08 23:11
投稿者: 夢雨 さん
ネタバレ
夏のおわり

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★★★★★
2020/08/30 19:43
投稿者: 椿れいみ さん
ネタバレ
好きだった、好きになりたかった、夏

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この作品の感想ノート

優さま

こんにちは! おじゃまします!
ずっと…ずーっと感想をお伝えしたくて、このときを待ち望んでいました!

「好きだってことは行動でも伝わらないのに、ずるいね、ぜんぶ、まるわかりなんだ。」
その言葉にとても共感したし、好きだなあと思いました。どうして、うれしいことよりもわるいことのほうが、目にとまるんだろう。うれしいことひとつで何もかもどうでもよくなるのに、わるいことひとつはずっとしこりみたいに残っちゃうんだろうな、と少し切なくなりました。
最後にバイバイと別れを告げた冬優ちゃんと、告げられた夏弥くんでは耳心地も言い方/聞こえ方もちがっていて。ひとりでぽつりとつぶやいた言葉が溶けるかどうかもちがう。想いはちゃんとそこに、おそろいであったのに、ヒトというのはむずかしいなとつくづく思い知らされました。

名前にもこめられた季節の好き嫌い、待たせる側と待つ側、片をつけきれない思い出…すべてに胸がぐっとなって痛くなりました。
読みながら終始「夏弥くんんんんん!!」と頭を抱え、「冬優ちゃあああんん!!」と下唇を噛み締めました。
ずるいよ。ずるいね。恋も愛も哀れだった。それゆえに振り回されていたんだろうと思います。
お互いにまだ心の片隅に想いを住まわせていること、気づいてほしいし、気づいたら苦しいだけかもなとも思ってしまって、ふたりみたいに悩んでしまいそうです。

そして、これが10代最後のお話だということで、どこか切ないような気持ちで二週目を読ませていただきました。
10代、って特別だ。そこにしかない青さがあると改めて痛感しました。
10代の夏は、熱かった。そんな空気を味わいながらとても充実とした読書ができました。
すてきなお話をありがとうございました☆*° 良いお年をお過ごしくださいませ!

マポンさん
2020/12/27 17:02

「切ない」を いつもリアルに書いてくださる吉永さんの短編が わたしはすごく好きです。もちろん出てくる人たちが幸せになって欲しいなって思うけど、幸せだけが全てじゃないってことを いつも思い知らされる。苦しいけど、きっと同じような場面を生きてきた人は沢山いて、毎度ハッピーエンドじゃない事も知ってる。相手が本当は何を考えていたか分からないからこそすれ違う、吉永そんはそれを綺麗に儚く表現できる天才なんだなっていつもいつも思います。10代の吉永さんおつかれさまでした✎২ 20代の吉永さんも変わらず応援し続けます!
素敵な作品ありがとうございました♡!

さん
2020/08/19 09:06

この作品のひとこと感想

すべての感想数:8

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