散りゆく花泥棒と夜明けを待つ花嫁

恋愛(キケン・ダーク・不良)

篠原 愛紀/著
散りゆく花泥棒と夜明けを待つ花嫁
作品番号
1547454
最終更新
2019/08/02
総文字数
10,640
ページ数
16ページ
ステータス
完結
PV数
34,550
いいね数
1
花屋の店員 ちとせ 28歳
×
大学生 省吾 18歳

恋と呼ぶには歪な、二人の物語。


大好きな人が結婚してしまうならば、僕は少しだけその人の時間を奪おうと決めていた。
十八と二十はどっちが大人の始まり?
夜とお昼の境目はどこ?
曖昧なラインに振り回されたくない。
花言葉なんて僕になんの意味があるの?
花を食べてしまいたい衝動が、僕の恋に落ちる合図だったとしたら。
僕の口の中は花びらで溢れている。
十歳年上の隣のお姉ちゃんが、結婚するらしい。
全ての答えを探るべく、僕は今、お姉ちゃんの時間を奪いに行く。

『散りゆく花泥棒と夜明けを待つ花嫁』


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