いつか、星の数よりもっと

恋愛(ピュア)

木下瞳子/著
いつか、星の数よりもっと
作品番号
1533087
最終更新
2019/11/10
総文字数
117,043
ページ数
133ページ
ステータス
完結
PV数
93,465
いいね数
5




それは星を掴むようなもの

努力すれば届くものと
努力ではどうにもならないものと

貴時の小さな手には
そのふたつしかない






緋咲にとって星は
遠く見守るもの
手を差し伸べ支えることはできない


でも
いつかきっと言える

星の数よりもっと
たくさんの『好き』を




H30.12.1~H30.12.18

あらすじ
緋咲より5歳年下の幼なじみである貴時は、将棋と出会い、小学校五年生の時、プロ棋士養成機関“奨励会”に入会した。そして高校二年生で三段に昇段。プロである四段まであとひとつに迫る。大学進学で地元を離れていた緋咲は、二年ぶりに貴時と再会するが、貴時も、彼を取り巻く環境も変わっていた。それを目の当たりにし、緋咲の心も変化し始める。

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この作品の感想ノート

「貴時」なんて素敵なお名前でしょう!!彼が背負い耐えてきた時間がこれからは苦しい想いを解き放てた分だけ一途に真っ直ぐに将棋に向かって伸びていく姿が想像して晴れやかですね。棋士の孤独と覚悟。木下さんの作品から痛いくらいに伝わります。だから木下さんの作品の棋士さん達は素敵なんですねぇ。

2020/03/18 14:34

将棋の厳しさ。緋咲ちゃんの時に残酷な無邪気さ。……ひたすら貴時君を応援しておりました。
ラスト、免状のお名前に、おおっ!となりましたよ!

初心者向けの将棋ルールの説明、わかりやすかったです。(←先日将棋セットのルール説明を読んだものの頭に入ってこなくて、老後には将棋の世界を覗いてみようか……という心が折れた人) ひたすら棋士ってすごいなぁ、と尊敬するばかりです。

次回作、将棋モノでなくてもそうでなくても、楽しみにしています!

2019/01/01 15:49

完結お疲れさまです!
毎回更新をドキドキしながら追っていていました。

王道の幼馴染みものの、逆バージョンに萌えました。
『歳の差幼馴染み(男)はモテモテで異性関係が派手な上に長続きしない、そんな彼をじっと長い間好きなままのヒロイン』
そのまったく正反対のバージョンにで、男の子が耐え忍ぶ姿に萌えました♡
最終的には緋咲も貴時に落ちてくれて、良かったなぁと思いました。
贅沢を言うならもう少し二人のラブラブを見たかったかな(笑)

木下さんの将棋シリーズ、好きです。
将棋のことは全然わかりませんが、静かなように見えて熱い世界に分からないながらもトキメキいています。
素人の私にも将棋の世界のことを分かりやすく描いて下さる木下さんに脱帽です。

次回作も楽しみにしています。
これからも応援していますので、無理なく執筆活動頑張ってください。

色々な菌の流行る昨今ですので、お体ご自愛ください。

汐埼ゆたか

2018/12/18 21:53

この作品のひとこと感想

すべての感想数:53

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