ケータイ小説 野いちご

あたためるのは、きみのキス。

作品番号
1512933

最終更新日
2018/8/14

あたためるのは、きみのキス。

MEME./著 ジャンル/恋愛(ラブコメ)
17ページ
PV数/654


17年間生きてきて、
一度も言われたことがなかった言葉。


「お前ってなんでそんな可愛くないわけ」


それを言い放ったのは、
唯一あたしにすきだと言わない男。


*・・・*・・・*・・・*・・・*

学校一の美少女・風神 凛子
寄ってくる男は吐いて捨てるほど

「眼科を受診することをおススメするわ」

×

軽度オタク男子・花咲 奏哉
黙ってればイケメンだけど

「俺は視力だけが取り柄なんだよ黙ってろ」

*・・・*・・・*・・・*・・・*


顔面 スタイル 勉強 信頼
すべて完璧なあたしの世界

それでも空いた、心の隙間

冷えきったそれを溶かされるのを
あたしはいつまでも待っている



「…あんたは、あたしのこと
絶対にすきにならないの?」

「推しのリンリンに似てるとこはすき」

「二次元で例えるな!」






絶対に恋とは認めない
焦れったい、腐れ縁のふたり






「誰かとキスしてーって、
心からそう思ったの初めてかも」



2018.7.7


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