中崎町アンサンブル
その他
完
0
- 作品番号
- 1328623
- 最終更新
- 2018/09/03
- 総文字数
- 6,258
- ページ数
- 22ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,592
- いいね数
- 0
「またね」
と彼女は言った。
「またね」
と僕も手を振った。
2016.5.16
open to public
. . .
目次
この作品のレビュー
現代の格好に身を包んで 紺色の町を歩く彼 確かに現実はそこに在るのに、どこか御伽の世界へ迷い込んだような。日本の歴史を刻む町、それなのに時の流れと共に現実感はすっかり消えた。まばたきのうちにすべての物語が動いてしまったような。 異国情緒を感じさせる空気の色、それでいて懐かしくもの哀しい情景。ちぐはぐで美しい世界でした。 「ここはさながらポラーノの広場さ」 彼と彼女の理想郷でのひとときは、古い写真のように色褪せたりはしない。もう一度造ろうなんて、思ったりはしないけれど。 彼は目を閉じて思い出す。 一歩踏み入れれば浸かれるような、哀愁と共に自分の過去が蘇ってくるような。それでも、最後は彼女の言葉に救われる。素晴らしい世界観でした。素敵な作品をありがとうございました。 ぜひ、御一読を。
この作品の感想ノート
つづりさん、英さん
こんばんは。もう、活動してらっしゃらないかもしれませんが、何年かぶりにここに立ち寄り、この作品にコメントを頂いていたことを知り、自分の無礼を恥じ、詫びながら、推敲いたしました。
諸々感想をくださり、ネット小説という世界を通じて僕と繋がってくださり、心から感謝です。
本当にありがとうございました。
なんだか独特というか、大阪やのに関西弁が出なくて、それが逆に不思議な世界を作り上げてて、作品の世界にグイグイ引き込まれてしまいました。
確かに大阪には大空襲で焼けなかった町がポツポツあって、うちの実家の近所もそのエリアでした。
だからタイムカプセルみたいで、あの雰囲気がファンタジーな感じになるんだと上本町生まれやのに目から鱗でした。
素敵な作品をありがとうございます。
こんばんは(^^)お疲れ様です。
いやぁもう、私も照れてましたから、お互い様ですね(笑)
読んでいた時に違和感があったんですよ。実はもう一度こっそり読みまして、"~る"と"~た"←違和感はこれだったんですね。解った時にまたゾワッと良い意味で鳥肌が立ちました(°Д°)私には無い工夫にオソロシアー!です(笑)
そんな素敵な作家さんが愛して止まない宮沢さんと村上さんが凄く気になります。何だか聞いた事のあるような…ないようなお名前なんですけど、名前を覚えるのが苦手でして(笑)もしかしたら知っているお方かも知れないですし、知らないお方かも知れないです(←こらこら笑)
教えてくださりありがとう御座いました(*^^*)
そして忙しい中、私の作品までお読み頂き、誠に誠に感謝感激です♪
恐縮ながら、お互い無理せず頑張りましょうね\(^o^)/ではでは失礼致します。
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