あたたかい冬の日に雨降り

恋愛(ピュア)

羽衣音 ミカ(Haine Mika)/著
あたたかい冬の日に雨降り
作品番号
1272129
最終更新
2015/12/07
総文字数
8,745
ページ数
21ページ
ステータス
完結
PV数
65,899
いいね数
4


【身代わりの月】

spin off


――あたたかい冬の日に雨降り――



お前の背中をそっと押し出した

あの日

あの時の朝みたいに

雨が降っていても

どこかあたたかくて

代わりに泣き出した空を見つめる




【身代わりの月】本編その後
イチSideの物語です

本編から読まれることを
おすすめします


2015.12.07完結

※後日、誤字脱字矛盾等修正入れます

この作品のキーワード

この作品のレビュー

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品の感想ノート

わたしはイチが、この先もずっと、葉月のことを忘れられないのではないかと思っていました。
そしてイチは優しいから、忘れられていないことを自分でわかって、ひとりでいるのではないか、と。
でもこの作品のなかで、ソラさんという人がいることを知り、嬉しくなりました。
きっとソラさんは、イチの身になにがあったのかを知っているのだろうと。
昔のイチが葉月にしたように、寄り添ってあげているのでしょう。
いろいろな意味が込められた「おかえり」に感動しました。
イチにも大切なひとができたこと、カナと葉月が、前を向けていることが本当に嬉しいです。
きっと少し経ったら、わたしはこの作品を読み返すのだろうなぁ、とおもいます。
これからも、がんばってください!!!

紀谷さん
2018/04/02 11:17

まなえもん様

ご感想の書き込みありがとうございます!
1万文字にも満たない作品でしたが、そこからいろんなものを読み取ってくださったみたいで、とても嬉しいです!

人それぞれ感じることは違うんだと思いますし、そのどれもが正解だと思うので、物語の答え合わせのようなものはここではしません!

が、ちょっとした裏話をすると、どの作品にもきちんと書いていないのですが、作品中に出てくる『ソラ』はイチの同僚であり、葉月の元同僚(仲良し)という設定でした(^^)本編最後の結婚式のシーンで出てきた『会社の同僚』というのは実はソラのことなんです。……これを知っていると、イチのなにげない一言に少し意味がプラスされますね(笑)

この作品はいろんなことを想像して読んでいただきたかったので、いろいろ書きたかった部分をあえて削って書いたものでした。伝えたいことが伝わっているかとても不安でしたが、こうしてご感想をいただけ、いろんなことを考えて読んでいただけたと知り、心から嬉しいです!

わたしも、イチの気持ちが救われて、よかった~という安心感でいっぱいです(笑)イチのことを最後まで見守ってくださり、ありがとうございます。
文章力についてはまだまだ精進していきます!!

このたびはご感想、本当にありがとうございました!

2016/02/09 19:12

イチがちゃんと前に進めて良かったです!

最後シーンの、「俺の顔をちゃんと見ろ」は、まだ僅かに、残っていないようで残っていた葉月への想いを完全に断ち切った瞬間なんだなぁって思いました。

また、ソラさんもそのことに気づいたからこその間。そして「おかえり。」


そのやり取り1つでイチの決意を表せる作者さんはすごいなぁと思いました。


そして、これは勝手な想像ですが、ソラさんは葉月に似ていて、イチは少なからずソラさんを葉月さんに重ねていたのかなぁと思いました。


本編では報われなかったイチの気持ちが救われて、また新たな一歩を踏み出すことが出来て良かったなって思いました。


長文失礼しました。

2016/02/08 18:30

この作品のひとこと感想

すべての感想数:30

羽衣音 ミカ(Haine Mika)さんの書籍化作品

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop