奇跡の花『miraculous flower』―正直僕は強くない。けど、僕達は強い。

ファンタジー

おっちょこちょい20/著
奇跡の花『miraculous flower』―正直僕は強くない。けど、僕達は強い。
作品番号
967855
最終更新
2013/11/30
総文字数
26,045
ページ数
8ページ
ステータス
未完結
PV数
155
いいね数
0
「あらすじ」
この世界には都合のいい魔法は存在しない。ただし、人類は幸か不幸か科学の力とほんの少しの偶然により、ある時からそれに近い能力を手に入れることができた。それは植物と同化する力であり、その能力者達のことを人は魁現士と呼び、頼りにされる反面恐れられてもいた。飛躍的に野菜や果物の食料生産が可能になったことから、人々はより高度な技術と軍事的な力を求め始めた。そのため、世界では大規模な争いが無数に勃発した。なんとか世界は第二次世界大戦や冷戦を紙一重で乗り切り、戦争や紛争はあるものの、この日本においては戦後何とかかりそめの平和を保つことができた。ただし、一部の者以外はそれが仮初のものだと知らず、ただ日々を過ごしていた。
日本の大阪湾と東京湾に建設された人口島には植物と同化できる能力を身に着けることのできる者たちを育成し、国防または国内の治安維持や医療技術の発展など様々な分野に、優秀な人材を派遣する教育及び研究機関があった。その教育機関は世界基準に合わせて中高大学は通常は9月入学となっている。今年の秋からわけあって、中学3年の二学期までずっと住んでいた大阪を離れ東京湾の人工島に建設された高校に通うための準備訓練のために、普通の学生なら本来まだ中学3年生になったばかりの4月から中学校仮卒業という形で東京の人口島に一人引っ越しすることになった中学三年生の新覇道統(しんばみちのり)。彼も新しい自分とまたここで出会う新しい仲間達と切磋琢磨しおうと考えていた少し能力の持ったごく普通の少年だったが、世界の闇が彼らの成長を待つまでもなく襲い掛かりはじめた。色々試練があったものの仲間たちと無事乗り切り、桜陽学院高等学校の一員となって、厳しい訓練や部活や勉強を日々必死にこなしていき、クラスの仲間ともそれなりに打ち解けあって、気が付くと高校入学から1年がたとうとしていたゴールデンウィーク真っ只中のある日を境に彼の周りのまだ保たれていた平穏と世界の均衡が崩れはじめた。

小説家になろうにも投稿してます。もしよろしければそちらの方にも評価のほどよろしくお願いします。
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