恋愛(実話)

神威裏華/著
色
作品番号
924137
最終更新
2013/08/09
総文字数
9,686
ページ数
13ページ
ステータス
未完結
PV数
15,679
いいね数
0
今まで、何人かの男性と付き合ってきたけど・・・アナタほど好きになった人はいない。恋する楽しさ、苦さを教えてくれたのはアナタ。大好きだったよ。
私達は出会うべくして出会ったのだと
今でも思う・・・。

彼は同僚の1人だった。って、言っても先輩だけどね。歳は3コ上。
初めからフィーリングの合う人だった。
仕事に向かう姿勢はストイック。
その姿に惚れたんだ・・・
運命だったのかな、仕事もペアだった。

「神威妃咲です。
よろしくお願いします‼」
失礼のないように挨拶。職場の中では彼が1番イケメンだった(笑)惹かれたよね。
この時は彼氏がいたけど、カッコいいな、仲良くなりたいって既にちょっと思ってしまってた。

「俺は久保英二よろしく。」
あとに聞いた話だけど、人見知りだったらしい。ぶっきらぼうな挨拶だったわけだ。ちょっと怖かったもん(笑)。
簡単に仕事の順番を教えてくれて、たわいない話をしながら仕事をした。
優しくて、既にキュンとしてた私。
彼氏の存在をこの時はどう考えていたんだろう・・・。
定番の質問をされた時には
迷いがあった。
でも、良心が痛んで嘘はつけなかった。


「妃咲ちゃんは彼氏いるの?」
もう、ドキッとしたよね。しない人がおかしいわ。だって、イケメン←ぉいw

「一応、います。久保さんは?」
ちょっと戸惑いながら答える私。

「付き合ってどの位?俺はいないよ。」
だって。
正直、内心ドキドキ。
こんなにカッコいいのにいないって‼

「私は半年位です。久保さんはどの位、いないんですか?」
今、思えば失礼な質問を平然としてた。

「3年位いないかなぁ〜・・・。」
ま、マジですか⁉信じられない‼

「本当ですかぁ?凄いモテそうなのに」
私、KYだから直球投げちゃいました・・・苦笑

「全然モテないよ・・・」
自分でモテるなんて言うわけないよね。
バカでも考えたら、答え分かってたはず
なのに私はエグってしまった。

「絶対、モテますって‼」
気のきいたこと言えなくて、当たり障りのないことを言う私。
本当にバカ。でも、久保さんは優しくて

「そんなことないよー」
って、普通に返してくれた。











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