永遠の片思い

詩・短歌・俳句・川柳

二葉メイ/著
永遠の片思い
作品番号
894251
最終更新
2013/05/18
総文字数
84
ページ数
1ページ
ステータス
完結
PV数
84
いいね数
0
ランクイン履歴

詩・短歌・俳句・川柳26位(2013/05/25)

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詩・短歌・俳句・川柳26位(2013/05/25)


今日も眠い昼下がりの授業。

西に傾く太陽。
私の身体も左に傾く。

眠い瞼を擦りながら
先生の事を目で追う。

生徒がふざけて
授業に困ってる先生。

黒板を一生懸命書いてる
必死な先生。

たまにつまらない事を言って
1人で笑う先生。

どんな先生も好き。
友達に嫌われてるけど
それでも好き。

むしろ嫌われてて良いの。
私だけが好きで居たい。

先生の細い腕。
先生の変な髪型。
先生の黒い肌。

全てが大好きなの。
ずっとずっと秘密にしていたい。
全てを愛してます。

英語は嫌いだけど
先生のしどろもどろな英語は
大好き。

私が唯一覚えてる英語を
ノートの端っこに。

お気に入りの甘酸っぱいピンク色で

“I like that of teacher.”

ドキドキ。
先生に見られたらどうしよう。
ドキドキ。
先生に気付かれたらどうしよう。

でもそんな事ありえない。
叶わない恋って分かってる。

太陽が眩しくて涙が滲む。

この涙は眠いからなの、先生。

先生、先生、先生…。

私は煩い教室に紛れ、1人呟く。

「永遠の片思い」

この作品のレビュー

★★★★★
2013/05/18 16:28
投稿者: にようてい さん
ドキドキ

すっごく共感する良い詩です♡ これからの作品も楽しみ!!!

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この作品の感想ノート

メイさんの作品 読ませていただきました。とても胸がキュンキュンしました。生徒と先生の"禁断の恋愛" 学生時代に1度は経験して見たかったです。きっとメイさんの好きな相手は英語の先生だと思います。好きな人のしぐさや格好全てが愛おしいです。わたしも、昔は好きなアイドルに没頭し、髪型が変わる度に騒いだ記憶があります。そんなわたしは、いまは主人と結婚をしまもなく1年ですが、そんな主人への女心を忘れていた時に、メイさんの作品に出会いました。主人へのキュンキュン具合を思いださせてくれたのはメイさんです。ありがとうございました。これからもメイさんの素敵な作品お待ちしております。

2013/05/18 16:23

今ちょうど私も先生に片想い中で…
すっごく共感しました(っ´ω`c)♡
これからもメイさんの作品楽しみにしてます!!!

2013/05/18 16:24

この作品のひとこと感想

すべての感想数:10

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