花送り―宗久シリーズ番外―

ホラー・オカルト

キミエ/著
花送り―宗久シリーズ番外―
作品番号
87299
最終更新
2009/12/04
総文字数
12,889
ページ数
21ページ
ステータス
完結
PV数
7,853
いいね数
0
ランクイン履歴

ホラー・オカルト28位(2008/04/28)

ランクイン履歴

ホラー・オカルト28位(2008/04/28)

私は
皆から忘れられた女の子

誰も私を見ない


存在を否定される様な
苦しさと戦ってる



誰も呼んでくれない

自分の名前さえ忘れそう



賑やかな教室
いつも一人


この学校の中
一人ぼっち


クラスメイトの笑い声さえ
私には凶器



誰か助けて

気付いて

名前を呼んで



笑い掛けて………




※宗久シリーズ番外

短編です、気軽に読んで下されば光栄です
(#^.^#)

目次

この作品のキーワード

この作品のレビュー

★★★★★
2009/12/05 23:40
投稿者: 織川ともか さん
切なくも美しい

教室の隅から、新任の男性教師を熱く見つめる少女。 秘めた彼女の強い思いが胸にせまります。 そして、教師がそっと彼女に寄り添ったとき、 彼女の秘密が解き明かされます―― 美しい情景描写と 切ない思い。 ラスト、涙がこぼれました。 ぜひ、あなたも。

続きを見る
★★★★★
2008/04/26 23:44
投稿者: からさわなお さん
魂を持つ作品。

校庭の隅でひっそりと咲く紫陽花のように、淡く美しい少女の恋。 その想いの奥に秘められた、哀しい秘密とは―。 不思議な能力を持つ、宗久シリーズ番外編。 情緒溢れる美しい言葉で綴られた、透明感のある独特の世界。 作者の魅力はその筆力だけでなく、ひとつひとつの作品に込めた想いにあります。 弱きものへの、心からの労りと愛情。 ほんものの優しさが、読むものの胸を打つ、珠玉の作品です。 ぜひ、お読みください。

続きを見る
★★★★★
2008/04/25 10:06
投稿者: 侑里亜 さん
紫陽花…

幼い頃から不思議な力を持つ宗久。教師と言う職業から、一人の少女と出会う。 悲しい影を見せる少女に、そっと優しく手を差し伸べる宗久。 紫陽花の可憐な花びらもまた、宗久を通じて、少女に光を差し込んだ―――― しっとりと綴られた文章の中に、著者の想いが柔らかに練り込まれた情緒豊かな作品です。 うっとりする事間違いなし。 是非!!

続きを見る

この作品の感想ノート

ともかさん(^O^)/

ここまで来てくれたんですね!
すっごい嬉しいです〜\^o^/


感謝ですよ!ホントに!


こちらは宗久目線では無く、女の子目線なので、宗久描写がたっぷりだったでしょ?
ふふ…(^^)

だから番外なのです☆

キミエさん
2009/12/05 23:53

ああ~、またいい作品!
切なくて涙が出ちゃいました(>_<)

今までの作品と雰囲気が違って、現代的な学校が舞台だあ、と思ったら、宗久さんの具体的な描写にウキウキ。
イケメンだったのね、とニヤニヤしてたら、紫陽花の下りで、うるうる感動。

大好きな小説がまた一つ増えました。
素晴らしい作品をありがとうございましたm(__)m

2009/12/05 23:34

うわぁ小西さんだぁ

こっちにも来てくれたぁ

こちらは番外です
生徒から見た宗久かな?

宗久は一体、どんなふうに周りから見られているのか
自分でも気になっちゃったんです


イジメってホントにいけない事だと感じます。
立派な人格殺人であり、自殺教唆罪。
イジメる側の方が心が弱い。

この世から、そういうものが無くなればいいと心から思います

キミエさん
2008/10/23 22:54

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop