花送り―宗久シリーズ番外―
ホラー・オカルト
完
0
- 作品番号
- 87299
- 最終更新
- 2009/12/04
- 総文字数
- 12,889
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 7,853
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト28位(2008/04/28)
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト28位(2008/04/28)
皆から忘れられた女の子
誰も私を見ない
存在を否定される様な
苦しさと戦ってる
誰も呼んでくれない
自分の名前さえ忘れそう
賑やかな教室
いつも一人
この学校の中
一人ぼっち
クラスメイトの笑い声さえ
私には凶器
誰か助けて
気付いて
名前を呼んで
笑い掛けて………
※宗久シリーズ番外
短編です、気軽に読んで下されば光栄です
(#^.^#)
この作品のレビュー
教室の隅から、新任の男性教師を熱く見つめる少女。 秘めた彼女の強い思いが胸にせまります。 そして、教師がそっと彼女に寄り添ったとき、 彼女の秘密が解き明かされます―― 美しい情景描写と 切ない思い。 ラスト、涙がこぼれました。 ぜひ、あなたも。
校庭の隅でひっそりと咲く紫陽花のように、淡く美しい少女の恋。 その想いの奥に秘められた、哀しい秘密とは―。 不思議な能力を持つ、宗久シリーズ番外編。 情緒溢れる美しい言葉で綴られた、透明感のある独特の世界。 作者の魅力はその筆力だけでなく、ひとつひとつの作品に込めた想いにあります。 弱きものへの、心からの労りと愛情。 ほんものの優しさが、読むものの胸を打つ、珠玉の作品です。 ぜひ、お読みください。
幼い頃から不思議な力を持つ宗久。教師と言う職業から、一人の少女と出会う。 悲しい影を見せる少女に、そっと優しく手を差し伸べる宗久。 紫陽花の可憐な花びらもまた、宗久を通じて、少女に光を差し込んだ―――― しっとりと綴られた文章の中に、著者の想いが柔らかに練り込まれた情緒豊かな作品です。 うっとりする事間違いなし。 是非!!
この作品の感想ノート
ともかさん(^O^)/
ここまで来てくれたんですね!
すっごい嬉しいです〜\^o^/
感謝ですよ!ホントに!
こちらは宗久目線では無く、女の子目線なので、宗久描写がたっぷりだったでしょ?
ふふ…(^^)
だから番外なのです☆
ああ~、またいい作品!
切なくて涙が出ちゃいました(>_<)
今までの作品と雰囲気が違って、現代的な学校が舞台だあ、と思ったら、宗久さんの具体的な描写にウキウキ。
イケメンだったのね、とニヤニヤしてたら、紫陽花の下りで、うるうる感動。
大好きな小説がまた一つ増えました。
素晴らしい作品をありがとうございましたm(__)m
うわぁ小西さんだぁ
こっちにも来てくれたぁ
こちらは番外です
生徒から見た宗久かな?
宗久は一体、どんなふうに周りから見られているのか
自分でも気になっちゃったんです
イジメってホントにいけない事だと感じます。
立派な人格殺人であり、自殺教唆罪。
イジメる側の方が心が弱い。
この世から、そういうものが無くなればいいと心から思います
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