天国のマシュに会いたい
ノンフィクション・実話
完
0
- 作品番号
- 81939
- 最終更新
- 2013/02/19
- 総文字数
- 113,522
- ページ数
- 220ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 306,528
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ノンフィクション・実話5位(2008/05/01)
- ランクイン履歴
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ノンフィクション・実話5位(2008/05/01)
そして2007年10月2日に天国へ旅立ちました。
彼女の名前はマシュ・・
子狸のような子猫でした。
享年一歳四ヶ月の短い生涯だったのです。
でも彼女は、とても多くの思い出を残してくれました。
そして最後は壮絶なる闘病生活を経て逝きました。
懸命に生きようと努力してくれたマシュの面影が残像として心に残り、悲しくて苦しくて、涙が止まらない日々を過ごしていますが・・
こんな猫が居たことを知っていただきたく思い、亡くなって半年が過ぎたのをきっかけに、思い切ってマシュの実話を伝記として書きました。
8年5月
彼女が昇ってまもなく五年です。
そして昨日は彼女と出会った日から六年でした。
昨年は家内が救急搬送事故で亡くなり今は一人暮らしですが・・・
マシュと過ごせた時間は宝石のようです。
皆様から頂戴した温かい言葉に感謝しております。
12年9月
この作品のレビュー
人間でなければ、家族にはなれないのだろうか たかが、犬、たかが、猫、そう言う人が、いまだにいるのは事実。 けれど時にその絆は、実の家族よりも深く太いものになったりもする。 この事実だけが書かれた作品のマシュちゃんと著者の桜坂さんの間には、確かに親子の愛が存在した。 マシュちゃんを求めて涙する桜坂さんに、私は強くなって下さいとは言えない。だって私自身が、愛しい妹を想いいまだに涙を流しているから。 でもだからこそ、マシュちゃんの為に生きて欲しいと願う。桜坂さんの事が大好きだった、マシュちゃんの為に。 今も『えへ』という顔で、きっと桜坂さんを見守っている筈なのだから。
少し読むだけでも、痛いほどの愛が伝わってくる。 一緒に過ごした かけがえのない時間 マシュの仕草もすべて愛しいな 忘れることはない 大好きな…… 一緒に過ごしていたいから、後悔せずにはいられない。 けれど、過ごした日々を思い返すたび あったかくなる あったかくなるから、また会いたい
懸命に、生きる為に、頑張り続けたマシュちゃん。 彼女をいつも見守り、愛し、大切にしてきた桜坂さん。 2人の絆に涙が止まりませんでした。 マシュちゃんは桜坂さんにとって、大切な愛娘なんです。 凄く切なくて、でも美しい恋愛小説のように感じました。 離れていても必ず マシュちゃんも桜坂さんを想い、愛し続けていると想います。 マシュちゃん 何度生まれ変わっても 桜坂さんの元へ帰ってあげて下さい。 私もそう、祈り続けています。
この作品の感想ノート
トレゾア6さんこんにちは。
お読みくださりありがとうございました。
最近はあまり開かないのでお返事が遅くなり申し訳ありません。
クロともよく遊んだのですがマシュが亡くなった頃にはクロやミルを相手にする心の余裕は無くなっていました。
そのクロやミルも家内が亡くなった後を追うように昨年に召されました。
私は子供頃からワンちゃんや猫ちゃんを拾ってきてたくさん一緒に過ごしました。
忘れられないワンちゃんたちもいます。
今も命日を記憶しています。
理科学研究で使用されたのち処分される運命だったハツカネズミをかわいそうだと思い引き取り飼ったこともあります。
女性の方は嫌いかもしれませんがハツカネズミも可愛かったです。
他にもトットちゃんやヒメダカも飼いました。
現在は新マシュと2人暮らしで庭の睡蓮鉢にヒメダカがいます。
これ以上は新しく飼うのは不可能でしょう。
もし私に何かあったら生きていけないでしょうからね。
私は亡くなった動物たちに毎日お祈りを捧げています。
供養は一生続けます。
トレゾア6さんに良きワンちゃんの友人ができますように願っております。
ありがとうございました。
私は猫好きではなく、犬派なのですがクロちゃんが可哀想だなぁと思いました。
また、亡くなったペットの事をいつまでも悲しんでると生まれ変われないそうです。
私も一番初めに飼った犬が病気で死んでしまって毎日悲しんでましたが、母にそう言われ泣く事を止めました。
蜜さん、こんばんは
ありがとうございます。
以前は娘がプレゼントを贈ってくれたりもしていましたが、現在はその状況になく、苦しみの中で立ち直ろうとしています。
溶血性貧血でしょうか?
昔は献血を結構しましたが今は私も飲み薬のせいで献血できません。
骨髄ドナーも年齢が過ぎて切れてしまいました。
私も内臓動脈出血で輸血が必要になりましたが、立てなくなるとは思いもしませんでした。
血液は重要です。
大事に至らぬことを願っております。
故マシュの死後私が感じたマシュをずっと手帳に書き留めていました。
探せばすべてあると思いますが、家内が亡くなった後は故マシュを感じていません。
しかし今でも私の肩に乗って守っていてくれていると信じていますし、あるいは別の姿に変えて守ってくれているかもしれません。
彼女を信じています。
いつか執筆できればします。
何故どういうことがあって守ってくれていると感じるのか前後の説明が必要なので整理して書かないといけませんが可能な時間ができれば整理してみます。
私は菜々ちゃんを何となく感じます。
彼女は蜜さんの動きをじっと見つめています。
パソコンの横か、あるいはベッドかソファに寝そべりながら見つめています。
時には膝の上に乗り顔を見たりパソコンを見たりしている感じがします。
蜜さんが気がかりで好きでずっと傍に居たい・・・
そのような気がします。
どうぞお身体に障らぬようにお過ごしください。
マシュも家内も救えなかった私に、わざわざありがたい言葉をかけてくださりありがとうございました。
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