ふわり、溶けていく。

恋愛(ピュア)

秋野桜/著
ふわり、溶けていく。
作品番号
806858
最終更新
2017/01/18
総文字数
5,989
ページ数
15ページ
ステータス
完結
PV数
35,963
いいね数
0


雪みたいに 儚くて
雪みたいに 冷たい

だから

雪が溶けるように
その恋は消えた


―― 君への想いは
いつか思い出に変わるのかな




執筆開始 2012.10.09
執筆終了 2013.02.17
公開開始 2013.02.20

2017.1.17
野いちごオススメ作品掲載
ありがとうございます!

review thanks!

KIMORIさん
向日葵 咲さん
蒼井深可さん
かなさん


この作品のレビュー

★★★★★
2013/08/04 05:52
投稿者: かな さん
ふわり

幼なじみの、ふたり。 とても丁寧に作られた物語。ただ書きなぐっただけじゃない。ひとりの感情を持った人間として、描かれる登場人物たち。 その感情、気持ちが、とても自然で。 気持ち同士が、すれ違ったりどこかズレていたり。思いやったり。 まっすぐでやさしい人に恋をした。 ちがうひとのものになって、すこし色が変わってゆくその人を、嫌いになりたかった。でもなれなかった。その人はやさしく、すぐそばにいる。 気持ちは、そう簡単に消せるものじゃなくて、それはつらくて、苦しくて、どうしようもないもので。 それでも強く、顔を上げて走り出した主人公に、救われるような気持ちになりました。 溶けるのは消えることじゃない。 消えてくれない。なかったことにはならない。でも、たしかにあった輝きは、いずれ自分をもっと輝かせるはずだから。 切なく、けれど前を向けるお話をありがとうございました。

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この作品の感想ノート

初めまして、りえっこと申します。
タイトルに惹かれて読みにきました!

片想いの気持ちがギュギュッと詰まった素敵な作品ですね。
それが雪と絡まることで切なさが増して。。。
短編で終わらせるのはもったいない作品だと感じました。

2017/07/15 07:05

>>八井 光音さん

はじめまして。こちらの作品を読んでいただきありがとうございました!

舞は失恋しながらも強がっている女の子にしたかったので、そう褒めていただいて嬉しいです。
この舞の良さは、残念ながら鈍感なりゅうちゃんには伝わらなかったようですが(苦笑)

いつか舞の良さをわかってくれる人に出会えたらいいなぁと、作者の私は思っています(^^)


お気に入りの件もありがとうございます。

マイペースにはなりますが、また読んで良かったと思っていただけるような作品を書けるように、これからも頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうございました!

秋野桜さん
2017/01/24 07:15

秋野桜さま

素敵な短編小説をありがとうございました(๑•ω•๑)♡
舞ちゃんの健気な姿に胸を打たれる一方で、りゅうちゃんの鈍感さなんかにうずうずしつつ読みました(笑)

なんでりゅうちゃんは舞ちゃんを選ばないんだろう、と思うくらい、舞ちゃんはいい子ですね(*^^*)


失恋をこんな風に捉えられる舞ちゃんカッコゆい♡


これからもたくさんの作品待ってます(*´ω`*)


P.S.

秋野桜さまを、お気に入り作家に登録させていただきます♪

2017/01/23 16:44

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

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