その愛で、この心臓は貫けますか。

恋愛(実話)

小日向紗夜/著
その愛で、この心臓は貫けますか。
作品番号
776632
最終更新
2012/07/25
総文字数
447
ページ数
2ページ
ステータス
未完結
PV数
25
いいね数
0

君がいない世界など見たくない。
君がいない世界で息なんかしたくない。

君がこの世界で息をするからこそ
廻りゆく世界があったからだ。
君が近くにいるということは、
あたしにとっては呼吸をするのと
同じくらい当たり前だった。

笑顔を忘れるまで、
その隣に誰がいようと、
君が他に誰と愛を誓おうと
あたしにとって構わなかった。

確かにあの頃のあたしは、
君が幸せならそれでいいと思っていた。

しかし君の全てを奪い、
あたしの中の君を殺したいとまで
思うようになってしまった。

この哀しいまでに狂った運命の中で、
あたしと君の人生は交錯する。

これは、交わるはずのない
ふたりの世界が交わり、
哀しいまでに狂ってしまった
運命の物語である。

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愛する者が傷付けるのは真からであり、
あだの口付けするのは偽りからである。

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目次

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