断髪式
恋愛(その他)
完
0
- 作品番号
- 761827
- 最終更新
- 2012/07/01
- 総文字数
- 12,349
- ページ数
- 34ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 148,814
- いいね数
- 0
失恋で髪を切るということは
心を切るのとおんなじで
長くはびこったものを
ぶつぎるのとおんなじで
だから はやく
わたしのこの腐りきった想いを
「切れ」 と
あなたの声で云って
※R15
この作品のレビュー
折原。美奈。ナツ。ミィ。 あたしはいったい、どれなんだろう。 あなたは、あたしが『髪を切る』と 言ったら、なんていうのかな? 切るな。それとも、切らなくていい? …本当は、『切れば』というあなたに 一番、『切るな』と言ってほしかった。 *** 毎度のことながら、 かなさんに尊敬の念を覚えます。 どうしてこんな物語が書けるんだろう。 どうしてこんなに人を引き込む物語を 作ることができるんだろう、と。 この物語の結末。 美奈津が、美奈津のままで、 幸せになれることを願います。
この作品の感想ノート
>紫鶴さん
紫鶴さーん!!お忙しい中読んで下さったなんて、涙もろい私を泣かすおつもりでしょうか…!?(笑)
わあ、もう本当にありがとうございます。短編の中では勢いをもって書けたものだったので、素敵なお言葉をいただけてすごく嬉しい。しかも紫鶴さんに!!
主人公の心情を汲み取って、決して正しいとは言えないものを認めて下さって、これからのことも案じて下さって。
毎回ながら、頭が下がる思いです。尊敬なんてもったいないので、是非仲良くしてやって下さい…!!
年齢の件は、紫鶴さんはわたしより精神的に大人なので大丈夫ですー!!(笑)
お手紙のこともそんな丁寧に!全然大丈夫ですよ〜!書こうって思ってくれた時点ですでに嬉しいですし、紫鶴さんの周りが落ち着いて、お暇ができて気が向いたらで!!紫鶴さんほんとお優しい( ; ; )
今回もお名前見れてニヤニヤしてました(*^^*)素敵な感想とレビューをありがとうございます…!!
最近ちょっと多忙でお邪魔できてませんでしたが、なんとか暇を見つけこの物語を読ませていただきました^ ^
最初は、四つの恋を描いた短編集のようなものだろうか?と思いました。だけど、髪断の章を読んだ途端、すべてが繋がりました。
彼女は決して、文中にあるように悪女とか、そういうのじゃないんだろうな、って感じました。ただ、好きになった相手は、実は好きになってはいけない人で、その悲しさを紛らわすためにいくつもの名前で普通の恋をしようとしたのだろうか、と思いました。
その思いはきっと素敵だけど、同時に、それはやっぱり許されない恋で。とても切ないです。
こんな物語を書けるかなさんを、本当に尊敬します。
あ、R-15はお見逃し下さい…(^^;;
P.S
ファンレターの件をここに書くことを、お許し下さい。先ほども申し上げたように、少しばかり多忙で、しかも手紙を書き慣れていないため、なかなか時間がかかりそうです…(~_~;)気長にお待ちくだされば、幸いです>_<
>涼花. さん
素敵な感想をありがとうございますー!!(涙)
数ある作品の中から見つけてくださり、読んでくださったこと。その上お言葉をもらえるなんて、感激です。
決して許されることではないけれど、それを拒否せず、想いを汲み取ってくださって。最後の場面に気持ちをぶつけたので、身震いしたと言っていただけて、すごくジンとしました。
涼花. さん、本当にありがとうございました!!
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