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中指斬残、捌断ち儀

作品番号
743326

最終更新日
2012/8/4

中指斬残、捌断ち儀

空波 刻羅/著 ジャンル/ホラー・オカルト
1127ページ
PV数/1,041,529・総文字数/343,314

なかゆびざんざん、
はったちぎ。

かみさまくもつ、
あなたのために。

しきをめぐりて、
ふたけたにかい。

しきをまちわび、
にかいふたけた。

ひとさまくもつ、
あなたのために。


なかゆびざんざん、
はったちぎ。


しょくせよしゅくせ、
ざんざんざん。




「ボクが……ひととしゃべると、そのひとがノロわれちゃうから……です」

呪いに見初められた
少年。


「世話焼きでお節介。私を嫌いになるなら今のうちだぞ」

甘さを捨てきれない
死神。


「俺の幸福は誰かの不幸。舐めてすすって味わって、冥土の土産すらかっぱらう!とことんてめえを苦しませてやっからよぅ!」

絶頂なる悦を求めし
呪法師。


「すみませんで済まないと分かっているからって、そうも、罰してくださいと言わんばかり謝らなくていい」

無力のおこぼれたる
半永久。



一人の呪われし少年の生涯をここに記す。


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