僕の中の景色

恋愛(ピュア)

ジムニー/著
僕の中の景色
作品番号
718182
最終更新
2012/05/20
総文字数
2,524
ページ数
9ページ
ステータス
未完結
PV数
75
いいね数
0
バス停があって、大きな木があって、一度も行ったことのない理髪店がある。

自動販売機があって、路駐された車があって、滑り台しかない公園がある。

駄菓子屋がなくなり弁当屋ができた。

行き止まりだった道は貫通され、信号が作られた。

五年間、ほとんど変わらない景色がそこにはあって、それでも少しずつ形を変えていく町並みは時の流れを確かなものにしていた。

当たり前にあった景色がなくなり、新たな景色が当たり前になるまで、一体どれぐらいの時間を要するのだろう。

目次

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