頭痛

詩・短歌・俳句・川柳

アフターモンキー/著
頭痛
作品番号
701311
最終更新
2012/01/24
総文字数
293
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
51
いいね数
0
頭痛。


 頭がズキズキする。
 とてもとてもズキズキする。

 頭痛だ。

 私は私の頭の引き出しを開けた。
 頭痛が入っていた。

 当たり前だ。

 だってとてもとても頭が痛かったんだもの。
 私は引き出しから頭痛を取り出した。

 頭痛はとても軽かった。
 こんなに軽いものが
 私の頭を痛くするなんて。

 頭痛はおさまった。

 私は頭痛を眺めた。
 頭痛はとても丸い。
 とてもザラザラしている。

 私は頭痛を舐めてみた。

 マンゴーの味がした。
 まずいマンゴーの味がした。

 私はジュエリーボックスに入っていた
 おたまじゃくしのピアスを取り出して
 そこに頭痛を入れた。


 これでジュエリーボックスが
 頭痛でいっぱいになった。

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