規則の守護者

その他

加川アサギ/著
規則の守護者
作品番号
687973
最終更新
2012/10/09
総文字数
36,716
ページ数
139ページ
ステータス
完結
PV数
15,486
いいね数
0
「どうして、
守ってくれなかったの」

少女は虚空に叫んだ。


自身を守らず
道理を守り、

罪を許さず
正を許す。



レビュー
ありがとうございます!

空波 刻羅様
果樹園様

この作品のレビュー

★★★★★
2012/10/08 14:51
投稿者: 果樹園 さん
読んで損なしだよ♪

ルールを決める者、ルールを破る者、ルールを守らせる者…。 学生だろうと、社会人であろうと、私達はある種のルールに翻弄され生きている。そして、心は蝕まれることになる。 こうした時に助けになるのは“調和”であるはずなのに、気づいた時には……。 こうした悩み事を抱えている人達には、とても深く、面白い作品だと思います。 でも出来るなら、読者にとって反定立作品であって欲しいとも思うのです。 最後に一言…。良い作品なのは間違いなしです!

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★★★★★
2011/12/30 15:19
投稿者: 空波 刻羅 さん
規則、監視ノ者

『お姉ちゃんは心が狭い』 規則とは何か、なんのためのルールか、誰のための約束か。 大衆の当たり前が規則を破ることだとして、それでもなお規則を守る人をどうして笑える。 規則があるからには必ず意味があり、その意味は大方誰かのためにあたる。 いつからだったか、誰かのためにと、自分のためにとなる規則が煩わしいと思ったのは。 心が狭い。 そう言った子供がいた。 なれば、規則を守れない心はなんというのか。 ある種の人間心理がよくここにある。

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この作品の感想ノート

果樹園様

ページをめくって下さっただけでもありがたいというのに、感想やレビューまで!

ありがとうございます、感謝です。


拝見致しましたが、「調和」という言葉が胸にきました。

自分の正しさを貫こうとした瑞緒に、致命的に欠けていたものですね。

まずい、私の作品よりもレビューの方が深い!


これからも精進します。
どうもありがとうございましたm(__)m

2012/10/09 19:54

以前、加川さんに作品を読んでもらえた果樹園です。その節はありがとうございました。

自身が、詰め所の監視者だったら、終業時間まで小説を書き続け、瑞緒にチクられそうな感じかなf^_^;

冗談はさておき、真面目なコメはレビューに書きました。また読みにきますね♪

果樹園さん
2012/10/08 14:22

小林洋右様


な、なんだか嬉しくて悶えそうになっております。

拙い文の連なった話だというのに、お読み下さりありがとうございました。

主人公の思考も読み取って頂けて感激です。


それにしても、『破らせて取り締まるために作ったもの』ですか……。

こちらの作品を書くにあたり、規則に関して色々と考えてみたつもりでしたが、私にはまだまだ考えの至っていない所があるようですね。

学んで、また物語に反映しようと思います。


纏足~に続き、奥深いご感想をありがとうございました。
おかげ様でよりよいものを書けそうです。

2012/07/03 21:57

この作品のひとこと感想

すべての感想数:2

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