規則の守護者
その他
完
0
- 作品番号
- 687973
- 最終更新
- 2012/10/09
- 総文字数
- 36,716
- ページ数
- 139ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 15,486
- いいね数
- 0
守ってくれなかったの」
少女は虚空に叫んだ。
自身を守らず
道理を守り、
罪を許さず
正を許す。
レビュー
ありがとうございます!
空波 刻羅様
果樹園様
この作品のレビュー
ルールを決める者、ルールを破る者、ルールを守らせる者…。 学生だろうと、社会人であろうと、私達はある種のルールに翻弄され生きている。そして、心は蝕まれることになる。 こうした時に助けになるのは“調和”であるはずなのに、気づいた時には……。 こうした悩み事を抱えている人達には、とても深く、面白い作品だと思います。 でも出来るなら、読者にとって反定立作品であって欲しいとも思うのです。 最後に一言…。良い作品なのは間違いなしです!
『お姉ちゃんは心が狭い』 規則とは何か、なんのためのルールか、誰のための約束か。 大衆の当たり前が規則を破ることだとして、それでもなお規則を守る人をどうして笑える。 規則があるからには必ず意味があり、その意味は大方誰かのためにあたる。 いつからだったか、誰かのためにと、自分のためにとなる規則が煩わしいと思ったのは。 心が狭い。 そう言った子供がいた。 なれば、規則を守れない心はなんというのか。 ある種の人間心理がよくここにある。
この作品の感想ノート
果樹園様
ページをめくって下さっただけでもありがたいというのに、感想やレビューまで!
ありがとうございます、感謝です。
拝見致しましたが、「調和」という言葉が胸にきました。
自分の正しさを貫こうとした瑞緒に、致命的に欠けていたものですね。
まずい、私の作品よりもレビューの方が深い!
これからも精進します。
どうもありがとうございましたm(__)m
以前、加川さんに作品を読んでもらえた果樹園です。その節はありがとうございました。
自身が、詰め所の監視者だったら、終業時間まで小説を書き続け、瑞緒にチクられそうな感じかなf^_^;
冗談はさておき、真面目なコメはレビューに書きました。また読みにきますね♪
小林洋右様
な、なんだか嬉しくて悶えそうになっております。
拙い文の連なった話だというのに、お読み下さりありがとうございました。
主人公の思考も読み取って頂けて感激です。
それにしても、『破らせて取り締まるために作ったもの』ですか……。
こちらの作品を書くにあたり、規則に関して色々と考えてみたつもりでしたが、私にはまだまだ考えの至っていない所があるようですね。
学んで、また物語に反映しようと思います。
纏足~に続き、奥深いご感想をありがとうございました。
おかげ様でよりよいものを書けそうです。
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