はあ~って
ため息をつく私は
携帯を見つめて
彼のメールを繰り返し見て
私は、悪くないと
自分に言い聞かせて
暗い寒空の下
恋に破れた私は
歩いている。
居酒屋でやけ酒を飲む
勇気もなく
コンビニで缶酎ハイを
買う。
冷たい風は、私の心に
突き刺さる。
『今日は、ため息くらいついたっていいよね』
と独り言。
恋は、突然始まり
呆気ない終わりが待っていて
もう恋なんてと
思っても
また女は、恋に落ちる。
ケータイ小説 野いちご

作品番号
677908
最終更新日
2011/11/29
乙女のため息
13階段不思議/著
ジャンル/恋愛(その他)
1ページ
PV数/55・総文字数/399