6月の蛍―宗久シリーズ1―
ホラー・オカルト
完
0
- 作品番号
- 56225
- 最終更新
- 2010/01/03
- 総文字数
- 53,828
- ページ数
- 93ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 63,515
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト23位(2008/02/07)
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト23位(2008/02/07)
恐れては いけない
危険を感じたら
近付いてはいけない
弱みを見せてはいけない
自分のできる範囲を
越えてはいけない
これは
不思議な力を父から遺伝された
僕への遺言
※ホラー?ミステリー?
どちらにも属さないかも
f^_^;
ゆっくりと過ぎる時間
昔語りの様な
怪談の幻想的世界を意識してます
この作品のレビュー
幼い頃に読んだ怪談話ーーー そこには、『色』が凪がれていました。 その『色』は、幼心を擽る淡く切なる色。 不思議と、引き込まれていったものです。 こんな淡い記憶が、ふと蘇る作品。 目に浮かぶ景色はセピアにぼやけ、 ただただ、魅せたい色だけはっきりと蘇る。 蛍の光。 雪の白。 紫陽花の…… しっかりとまとめあげられた作品からはホラーという枠を超え、語り部が伝えたい叙情溢れる世界観を、くっきりと読み手に刻むことは確か。 切なる女心。 それに応える、不思議な力ーーー 現代版『怪談』。 そう呼べるにふさわしい、この作品。 『6月の蛍』 胸が震えました!
しっとりとした雰囲気の中、優しく綴られた、切なくも儚い物語。 昔ながらの日本情緒溢れる情景描写が、より一層、幻想的な世界を彷彿させます。 昔語りのような、怪談のような幻想的な世界を、十二分に堪能できるはずです。 作者・キミエさんが紡ぎだす、優しい言葉の連なりに、あなたも夢中になることでしょう。 是非とも、紫陽花が花開くこの時期に、読んで頂きたい作品です。お薦めします!
この作品の感想ノート
ともかさん、いらっしゃいませ(^-^)
素敵な書き込み、ありがとうございます☆
宗久シリーズは、独特のテンポを意識してるんです(^^)
だからやっぱり、更新には時間かけちゃう
そうかぁ
ともかさんは宗久のファンですか☆
ありがとうm(__)m
宗久は、私もお気に入りなんです
私の理想の男性像なのかも…(^^ゞ
こんばんは!
完読しました。
ハァ~。
すごく独特の世界が素敵でした(#^.^#)
読書の楽しみの一つは、現実をふと忘れられ、小説世界にどっぷりつかれるところですが、異空間に漂う快感を存分に楽しませて頂きました~
彼女が訪ねて来た時点で何者かはわかりましたが、あんな壮絶な過去があったとは……
ただ、『眠りの聲(こえ)~』で宗久さんのファンになった私にとっては、宗久さんの出番が少なかったのがちょっと物足りなかったな(^^ゞ
さて、次は『宵の花』に行ってまいります!
にゃみさん
初めまして
来て下さり、とってもとっても嬉しいです
そして、良かったとのお言葉、感激です
自分の事の様に感じて下さいましたか
こちらは思い入れのある作品なので、そう言って頂けると
宗久シリーズ、何作か書かせて頂いてます
お時間のある時にでも、来てくれたら嬉しいです
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