渇望-gentle heart-
恋愛(ピュア)
完
0
- 作品番号
- 492311
- 最終更新
- 2010/11/25
- 総文字数
- 76,624
- ページ数
- 115ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 269,860
- いいね数
- 0
あの街で生きていました。
出会いと別れがあった中で
今、過去と未来を見つめています。
それぞれが向き合い
導き出した答えを胸に、
明日は紡がれることだろう。
※※
『渇望』
スピンオフ集です。
この作品のレビュー
あの街で生きていました。 濁った、あの街で。 苦しみ、哀しみ、憎み、妬み、 愛し、愛され.... それぞれが渇望していた。 何度、何度願っただろう? 何度、何度手を伸ばしただろう? 渇望の先に辿り着いた、今。 過去があるからこそ今を生きています。 今、向き合えています。 渇望本編と合わせてぜひ一読を。 彼、彼女らの”今”。 少しずつだけどでも確実に皆 前へ進んでいます。 今はもう会うことはない人たち。 だけど確かにあの時あの瞬間は 存在していました。 過去、現在、未来。 全てに意味があることを教えてくれる作品です。
あの街では 傷つけることしかできなかった。守れなかった、ちゃんと愛せなかった。 あの時の後悔が頭を掠めることなく生きていくことは無理だけど、あの街から離れた場所で前を向いて歩いている。 ――彼らのメッセージのもつ温かさと優しさが心に染みます。 人を愛することは難しい、何かを見失い時には傷つけてしまうこともある。 だけど、愛することで優しさに包まれる、何かに気づかされる。 少し切なく、温かいストーリー。 例えるなら、そう。綺麗な夕陽を見つめた時のような。 渇望した先の答え。 愛し、守ることは難しい。幸せにすることも出来ないかもしれない。 だけど、相手の幸せを願おう。 あの街の過去の自分達に、そしてあの時愛し、今愛する人に。 渇望、本編とご一緒に 是非ご一読を。
この作品の感想ノート
■真亜耶様■
本編では、特に流星は、ろくでなしのダメ男でしたが、香織の目を通してだとしても、書いてあげられて、作者の私自信も何だか安心できました。
ジルくんに憧れてたらダメですよ(笑)
お言葉に甘えて、少しお休みをいただき、また真亜耶様に喜んでいただける作品を書いていこうと思いますので、その時はよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ぷちお久しぶりです、真亜耶です。
完結おめでとうございます。
ブログも拝見してますが相変わらずご多忙の様子ですね、完結されたことですしどうか少しでもお休み下さい。
きっとユウ様と同じ生活したら私、死んじゃいます(笑)
とっても素敵なお話でした。
渇望本編は痛くて涙が出たのですが、こちらは温かくて涙がでました。
特に香織のところは、よかったと思わず胸を撫で下ろしてしまいました。香織も流星もただ見失っていたものが多かっただけで。
後、ラストの瑠衣サイドはまさかあるとは思ってなかったのでサプライズでした。
私の永遠の王子のジルくんを脅かす勢いです(笑)
本当に素敵な作品でした、ありがとうございました。
■ろこちゃん様■
書いてる私も自然と優しい気持ちになれている(珍しい)作品です。
私自身も泣きながら書いているので、それが伝わっているのかなぁ、と勝手に思ったり(苦笑)
お互い無理せず生きていきましょう。
ありがとうございます。
ユウチャンさんの書籍化作品
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…