翡翠の瞳
ファンタジー
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蒼祈ソラ/著
- 作品番号
- 391282
- 最終更新
- 2010/05/17
- 総文字数
- 2,270
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 959
- いいね数
- 0
カラン コラン
アンティークな扉を開けると、心地良い音色が響いた
「いらっしゃいませ。お客サマ」
執事服に身を包んだ一人の青年がお客を招き入れた。
端整な顔に、恐ろしい程に白く蒼白な肌。銀色に光る髪は後ろの方で束ねられている。
銀髪から覗く右の瞳は
眼帯で隠されていた
そして、何よりも印象的なのは翡翠色の瞳だった。
何も感じない瞳で、
彼は来店したお客に夢や希望を与えた。
しかし、その瞳が薄く歪んだ時。
彼が与えるのは苦しみと絶望……
「翡翠は貴方のユメの為に。」
彼は妖艶に笑った―
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