世界と僕は戦っている きっと世界が勝つだろう
青春・友情
完
0
- 作品番号
- 339550
- 最終更新
- 2009/12/18
- 総文字数
- 5,009
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,097
- いいね数
- 0
「世界と僕は戦っている。きっと世界が勝つだろう」
彼女はそう言ってここ、
――学校の屋上から軽やかに飛び降りた。
俺は飛び降りる彼女の背中を見て全く動けなかった。
どこかで、彼女の行動に憧れ、称賛していたから
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09.11.06~09.12.18
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この作品の感想ノート
こんにちわ
完読させていただきました。彼女の日記のシーンで「ああ…彼女らしいな」と思ってしまいました。
諦めない
あがく
抵抗する
そんな彼女にとっての最後の自分を守るための抵抗だったのでしょうか?
大人になる
だけどきっとみんな同じ大人じゃないと信じたいな、なんて思います。
それは私があるいみ大人になったからかもしれません。
だけど小さな幸せをかみしめながら我慢をしても、それでも笑っていきたい。
それも一つの答えかと思って見たり。
逃げたのか抵抗なのか受け入れるのか、人それぞれの思いを抱きながら人は道を自らだったり知らない間に選び進むのかな。
そう考えると、どれも正解ではなく、どれも間違いではないように感じました。
色んな事を考えさせられるとても素敵な作品でした。
有り難うございました。
ひさびさに四ツ葉様の作品を読めてとても嬉しかったです
>和凪様
こんにちは。こちらこそご無沙汰しておりました。
世界の解釈に関しては人それぞれ、十人十色かと思います。
だから彼女は大人になることは退屈で窮屈で生きるに値しない絶望したものと捉えドロップアウトしたのだと思います。
確かに大人になるということは色々と大変なことですが大人になること=冷めた心で無為に過ごさないといけないものでなく、良い意味で飲み込み難き事を飲み込む力を持つってことかと思います。
感想ありがとうございました。
こんばんは。お久しぶりですー。
世界ってそう言う意味だったんですね。
人間、だけではなく命あるもの全てが受け入れなくてはいけない運命=世界。
彼女は大人になることを、受け入れたくないってことだったのでしょうか…?
選ぶ道は人それぞれだけど、彼女の選んだ道をどれだけの人が選んだのでしょう。
考えさせられるお話でした。
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