テディベアは痛みを知らない

その他

紅 憐/著
テディベアは痛みを知らない
作品番号
205547
最終更新
2010/04/18
総文字数
14,077
ページ数
32ページ
ステータス
完結
PV数
14,002
いいね数
0
ランクイン履歴

その他31位(2009/02/12)

ランクイン履歴

その他31位(2009/02/12)

たとえ耳が片方なくとも

たとえ目が片方なくとも

たとえ腕が片方なくとも

テディベアは痛みを知らない

だからお前は
笑ってみろよ

心の傷を縫合して
痛みを拭ってやるから





書き下ろし短編1

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この作品のレビュー

★★★★★
2010/08/06 11:11
投稿者: さん
痛み

「痛み」が誰のためにあるのか なんのためにあるのか 「痛み」を1番感じるのは誰か 自分はどうか そもそも「痛み」って何だろう 正直、今まで上記のような疑問を持ったことはありません ですが、この作品は読むだけで無条件に問いを与えられ、そして答えを与えられます 痛く、切なく、そして優しさが大切なものを教えてくれます

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★★★★
2009/05/30 08:04
投稿者: ペンコ さん
鈍痛

スマートで「よく出来た」作品だと思います。 誰かを揺さぶるかどうかと言えば、「棘がなかった」というのが、私の答えになります。リスクはツキモノですが、相手に些細なひっかき傷でも残すような、そんな作品だったらと思います。 人によって共感の有無になると思いますが、ある一定の閾値を守って綴られた感じで、さらりと流れて終了します。読みやすいと言えば、読みやすいです。 退散。

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★★★★★
2009/04/13 23:02
投稿者: 那奈々 さん
なんか…

なんか気持ちがわかる気がする。自分は大切にしなきゃね。

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この作品の感想ノート

積さん
はじめまして!……のはずです(苦笑)
いけまそんね、どうも記憶が曖昧で。よくないわ。

この作品を書いたのも、ずいぶん前のことになりまして。
その頃からご存知だったんでしょうか。ああ、ようこそおいでくださいました!というか、拙作を知ってらっしゃるかたがいるというのが、やっぱりいつまでも嬉しいです。

……発言が年寄り臭い21歳でございます(苦笑)

本作は、ハサミが布の腹を突き破るように、読む人へどすり、と伝わるものがあればいいな……と思ってます。
だから、ほんと嬉しいレビューと感想をいただきました。

ありがとうございます。

それと、彼じゃなくて彼女、彼女(笑)
男の子扱いすると、彼は笑いながら内面で唸ってしまいますよ。

……あ、「彼は」じゃなくて「彼女は」だった←ちょ、こら(笑)

紅 憐さん
2010/08/06 22:28

はじめまして、ですよね?
この作品、タイトルはずっと前から知っていたのに今更ながら読ませていただきました。
ハサミを振りかざす描写を想像しては痛く、そして切なくなりました。
人間、何か悩みがあるとどうしても客観的に物事を見れないんですよね。
で、客観的に見た時に答えが見えてくる。
今まで自傷をこんなにダイレクトに取り上げた作品に初めて出会いました。
いや~、素晴らしい!

栗毛の彼、だから怒られていたんですね(笑)

さん
2010/08/06 11:06

浅葱ゆうさん
をを!!ありがとうございます♪
書いた順番は『痛み』→『しゃべらない』なんですが、大丈夫、逆から読んでも問題ありませんでしたでしょ?(笑)

隠れファンさんみーっけ(笑)♪
こうして感想ノートに来てくださるだけで嬉しいです!ありがとうございました(^^)

紅 憐さん
2009/07/27 09:27

この作品のひとこと感想

すべての感想数:14

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