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朝焼けに焦がれる君へ、もう一度好きだと言えたなら。

作品番号
1689059

最終更新日
2023/2/1

朝焼けに焦がれる君へ、もう一度好きだと言えたなら。

夜野/著 ジャンル/恋愛(純愛)
231ページ
PV数/23,835・総文字数/115,321







朝なんて、ずっと来なければいいと思ってた。

明日なんて、なくなってしまえばいいと思っていた。


きみが私を生かすまでは。






真中こころ
manaka kokoro
(心因的要因で声が出せない女の子)

×


明空星
miyoku akari
(誰よりも特別でぶっきらぼうな男の子)






大好きだって、いまだ。

言えないまま。














あらすじ

高校二年生の真中こころは幼い頃に両親が離婚し母親に引き取られた後、弟の世話や祖母の介護を任せられてきた。そんな中、いつしか声が出せなくなってしまい、学校でもいじめられてしまう毎日。何もかもが嫌になり自殺しようとした一年前のある日、同級生の明空星に助けられる。以来、星にどうにかお礼が言いたいとチャンスを窺うが……。冷たくも優しい星に徐々に惹かれていくこころだったが、彼の悲しい秘密を知ってしまう。