性悪女の末路

コメディ

松堂イリヤ/著
性悪女の末路
作品番号
1687050
最終更新
2023/10/31
総文字数
11,238
ページ数
41ページ
ステータス
完結
PV数
15,086
いいね数
11
ルックスだけで、昔からちやほやされてきた、根っからの性悪女、サヤカは現在47歳。

成績は悪くとも、スクールカーストではトップ

数えきれないほどの人を傷つけても、無自覚

とことん、ろくでもない女である

アラフィフになった彼女の現在は?


※ スピンオフですが、本編を知らなくても、どういう話かわかるように書いてみました。

“いつかきっと、アイツは後悔する”の、読者様リクエストによる悪役目線、第1弾(陽子を傷つけた女の話)

あくまで、本編でヒロインを傷つけた悪役なので、本編はハッピーエンドですが、こちらはハッピーエンドとは言えない、ざまぁ?スカッと?みたいな、シンプルな勧善懲悪モノです。



登場人物

サヤカ(47)
派手な容姿で、ティーンの頃から女王様
救いのない性悪ダメ女


陽子(47)
中学時代、サヤカに憧れ、手紙を渡した
当時はいわゆる陰キャだったが、現在は著名な画家
イケメン(イケオジ)弁護士の夫と、素敵な娘が居る
(本編では主人公)


青山(47)
中学の同級生
かつてモテモテだったイケメン優等生
現在は弁護士で、陽子の夫



※アナザーベリーズにて、私の実力じゃ受賞できなくて当然だわ…と思っていたら、ピックアップに載せていただきました!
編集部の方々は、ちゃんと全部読んでくださっているのだな…と感謝です!
これはスピンオフとして誕生した物語なので、リクエストがなければ、書くこともなかったと思うと不思議です。
リクエストありがとうございました!
あらすじ
昔から女王様気取りだった性悪女の末路。
【いつかきっと、アイツは後悔する】のヴィラン側のスピンオフです。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

エステル★様

コメントありがとうございます!
私の知っている、何人かのろくでもない人たちをミックスさせた結果、サヤカという最悪キャラが出来ました(笑)

なるほど…そういう視点があったんですね!
事件を起こすというサスペンス路線は、全く思い付きませんでした。目から鱗です!

自分の中でのサヤカは、裸の王様のイメージで書いていました。
田舎町から出たことがなく、結局は、仕事もプライベートも自業自得で何一つうまくいかず、ラストシーンで流れてくる“All by myself”の歌詞みたいに、今際の際まで孤独な女だろうな…と。

逆に、陽子と青山は、本編でチラリと書いたように、進学で上京しており、互いに仕事で成功した暁にやっと結婚。夫婦で故郷に錦を飾ったので、陽子とサヤカは、とことん真逆なんです。
ブラックコメディなのと、全く感情移入できないキャラなので、三人称で書きました。

第二弾とのリンク…第二弾は、ガラリと雰囲気が変わり、リナを振った少年のリグレットがテーマ(三作の中では、最もしっとり系になりそう)なのと、少年とサヤカとは直接的な繋がりがないので、それこそニュースだったり、何らかの形でチラリとサヤカを出してみましょうかね。

エステルさんのコメントで、婚活殺人事件の死刑囚を思い出しましたよー!

スピンオフ第二弾も、少しずつ更新していきますので、仕上がったら、また遊びにいらしてくださいね♪
ありがとうございました!

2023/01/13 02:52

天久マイア様



こんばんは、エステルです。
先日リクエストしました「いつかきっと…」のスピンオフ編、執筆ありがとうございます。早速読ませて頂きました。


陽子を振った相手…サヤカさん、読んだ私もドン引きするくらい本当にとんでもない人物でした。

アラフィフになっても就職せず、言動や行動も学生時代のまま。これぞまさしく「成長してないダメ女」そのもの。社会人としてしっかり自立している陽子とは完全に真逆としか言えません。「サヤカは働いたことがない」とありましたが、仮に就職したとしても仕事は覚えられず、職場ではトラブル連発…と長続きできない気がしてます。


全て読み終えて思ったのは『いつかサヤカが「人間として取り返しのつかない大きな事件」を起こしてしまうのでは』(テレビや新聞、ネットで報道されるくらいのもの)。
そういった状況にまで追い込まれない限り、サヤカはこの先も過ちを繰り返すのではないでしょうか…。


長年甘やかし続けていた両親も娘が起こした事件で自分たちの間違いを突きつけられた上、親族や世間からは冷たい目で見られて。
サヤカと関わりのあった人は、これまでの反撃とばかりにマスコミやネットに彼女のしたことを証言したり…いずれにせよ、サヤカと周辺の人々は悲惨な結末を迎えることを思ってしまいました(スピンオフ第2弾の劇中でニュースの場面があればこの件もありそうですよね)。



いろいろと深く考えさせられたスピンオフ作品でした。ありがとうございました!









2023/01/13 00:12

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