いつかきっと、アイツは後悔する
青春・友情
完
22
- 作品番号
- 1681801
- 最終更新
- 2023/12/04
- 総文字数
- 11,074
- ページ数
- 29ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 12,573
- いいね数
- 22
画家の陽子は、最愛の夫と娘との3人暮らし。
しかし最近、13才の娘、リナの様子がおかしい。
失恋のショックから食べることもままならず、不登校にまでなったリナを救うため、陽子も中学時代、キツい失恋を経験をしたことを語る。
青春のすべてが恋愛になってしまっては、本当に素敵なレディにはなれないことを、母である陽子は愛娘のリナに伝えたい…。
親子二代の中学時代の失恋と、自立した女性へのステップを描くホームドラマ
陽子
リナの母で、画家
娘のため、初恋の痛手を語る
リナ
中学2年生
初恋に破れた上に大恥をかき、どん底
青山
リナの父で、弁護士
陽子からは、今でも青山くんと呼ばれる
- あらすじ
- 今は凄く幸せだけどね、ママもかつては情けない失恋をしたのよ。
この作品のレビュー
失恋のショックで不登校になり、食事も殆んど摂らなくなってしまった思春期の愛娘、リナ。そのリナを失恋から立ち直ってもらう為に、母親の陽子は自らが経験したキツイ失恋のエピソードを語って聴かせる……… 思春期の女の子というのは扱いがとても難しいものです。ただ叱ればいいってもんじゃありません!同じ位の年頃の娘がいるお母さんには、とても参考になる作品だと思います。
この作品の感想ノート
こんばんは。
作品拝見させていただきました。
リナの年頃は些細な事が人生の分岐点となりかねない危う年頃なのを思い出しました。
ちゃんと寄り添う母親の話を聞き入れたリナは偉いですし、竹を割った様な性格が功を奏した様にも感じます。
一度不登校になってしまうと、一日一日部屋のドアが重くなっていくものですし、もしこの作品を読んだ方の中にそんな子が居たとしたら、リナの様に勇気を持ち、自分なりの歩幅で一歩進んでほしいです。
この作品はそんな気持ちになれました。
面白かったです!
シチロー様のレビューと、エステル★様の感想を拝読し、私も……と訪問いたしました。(エステル★様、初めましてですが、お名前を書かせていただきます。ご了承ください。)
お母さんの場合は将来の伴侶となるお父さん、娘さんの場合はお母さん、という理解者がいたとはいえ、自分の足で立てるカッコいい女の子、胸に刺さります。大好きです!
天久様
おはようございます。エステルです。
返信の方、拝見しました。スピンオフを執筆されるとのことでありがとうございます!
母親の初恋相手についてですが、何一つ反省してない彼女に対して友人(終盤にでていた人です)から「友人としてもう付き合えない」と絶縁を言い渡す場面…とかがあればと思ってます。
終盤あたりを見ていると、母親の初恋相手はあまり良いとは言えない人生を歩んでいただろう…と想像してます。大切な人を失ったり、命に関わる事態に陥らない限り「自分を変える」ことに向き合うことを避けてそうで。
取り急ぎ、スピンオフについて書かせて頂きました。公開されることを楽しみにしてます。
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