ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

真夏の雪を忘れない

作品番号
1676838

最終更新日
2022/9/20

真夏の雪を忘れない

苗羽 慈音/著 ジャンル/青春・友情
39ページ
PV数/1,941・総文字数/15,435

僕らは、保健室でしか会うことができない奇妙な関係

雪のように儚げな君が、絶望から僕を救ってくれたのに…



西暦2001年。

宇都宮は、男子陸上選手として前途洋々だった。

しかし、交通事故で大怪我をした彼は、脚が不自由になり、選手生命を断たれてしまう。

青春の全てを陸上だけに捧げてきた宇都宮は、完全に生きる意味を見失い、周りも彼を腫れ物を触るような扱い。

教室も針の筵である彼は、卒業まで保健室でサボり続けるつもりでいた。

サボり初日、隣のベッドから、見知らぬ美少女が馴れ馴れしく話しかけてくる。

その、エイラという名の少女に調子を狂わされつつ、毎日保健室で語り合う二人。


「私ね、ハタチまで生きられないって言われてるんだ」


あっけらかんと言い放つエイラは、心臓に爆弾を抱えていた。

それでも、決して生きることを諦めない彼女に惹かれてゆく宇都宮。

ふとした時に、目の前のエイラは、20世紀の今日を生きていることが判明して…。



絶望の淵に突き落とされた元陸上選手と、余命僅かと知りながらも前向きに生きる少女の、心の交流と初恋を描いた、時空を超えた青春ファンタジー



宇都宮
2001年の時点で、高校3年生の男子学生
世界陸上やオリンピックに出られると思われていたほどの実力の持ち主だった
陸上に青春の全てを捧げてきた為、選手生命を断たれたことで、生きる意味を完全に見失う
エイラと出逢ったことで、少しずつ生きる希望を取り戻すが…


エイラ
1995年の時点で、高校3年生の女子学生
ハーフで、雪のような白い肌の持ち主
ウェールズ語の“雪”を意味するエイラという名前を持つ
幼い頃から、ハタチまで生きられないことを知りながらも、決して希望や明るさを失わない

あらすじ

17才にして、絶望の淵に突き落とされた少年と、心臓に爆弾を抱えながらも希望を捨てない少女の、保健室での心の交流と初恋を描く、時空を超えた青春ファンタジー。


小説を読む