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狼くん、そんなに甘く噛まないで

作品番号
1657564

最終更新日
2022/3/21

狼くん、そんなに甘く噛まないで

赤木 なこ/著 ジャンル/恋愛(その他)
35ページ
PV数/10,143・総文字数/13,853






「長年お預けくらった分。 
 一晩かけてじっくり愛してあげるね、音羽」



鍵を閉めたはずの部屋の窓から現れた綺麗な男の子は
紛れもないーー甘い甘い侵入者。




「言ったじゃん、16歳になったら僕にぜんぶあげるって。」


「え」


「結婚しよ、音羽」


「えっ……あの!?」



普通の"人"にはない
ケモ耳と尻尾が生えた綺麗な男の子は
満月の夜
私に愛を注ぐ。



はめられた指輪

もう外せない愛の形。



時間が経って、ようやく伝えられるよ。




「お前が16歳になるまで待っててあげたんだから、ぜんぶ僕にあげるって言って?
 ーーお預けなんて、もういい加減待てないんだけど。」




『待て』ができない狼は
甘噛みしたあと、私のすべてを奪っていく。




「もう十分待った。
 こんどは音羽が僕に全部あげる番。
 お前のその先は、僕がぜんぶ食らいつくしてあげる。」




揺れたスカート
ぜんぶ見せちゃおうか、何もかも。


そもそも愛に……歯止めなんか利かないみたい。



※糖度高め



はじまり
2022/1/13









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