四角い部屋の水槽 【恋に焦がれて鳴く蝉よりも・番外編】

恋愛(オフィスラブ)

弥 久 莉/著
四角い部屋の水槽 【恋に焦がれて鳴く蝉よりも・番外編】
作品番号
1653421
最終更新
2021/11/30
総文字数
21,669
ページ数
18ページ
ステータス
完結
PV数
7,710
いいね数
1
 
 「好きになって、よかった」

 ごく自然に、そんな言葉が口から
零れ落ちた。

 彼女は眩しそうに目を細め、

 「好きになってくれて、ありがとう」

 と、笑みを深めた。


*===*===*===*===*


《登場人物》

 ・滝田 敦史(たきた あつし)

サカキグループの販売促進部に所属して
いたが、トウショウHDとのM&Aを機に
エリアマネージャーへ。同期の折原蛍里
に片思いをしていたが、告白の末、失恋。

・五十嵐 結子 (いがらし ゆうこ)

サカキグループの経理で働いており、
密かに滝田に想いを寄せている。大人
メイクが似合う美人で、滝田が失恋し
た折原蛍里とは一番の仲良し。

・折原 蛍里 (おりはら ほとり)

サカキグループの経理部で働いている。
読書好きが高じてアマチュア作家であ
る詩乃守人の小説サイトに出会う。が、
のちに榊一久がその小説サイトの管理
人であることを知り、芽生えていた恋心
を断ち切る。

・榊 一久 (さかき かずひさ)

サカキグループの後取りであり、社長、
榊幸四郎の養子。専務職に就いていたが、
政略結婚の相手である秋元紫月との婚約
解消を機に専務の職を辞する。

※この物語は「恋に焦がれて鳴く蝉よ
りも」の番外編です。このままお読み
いただくことも可能ですが、本編を読ん
でいただいた方が、より、楽しめるかと
思います。
第二部・「四角い部屋の水槽」は本編
で一久がサカキグループを去ってから
約一年後、蛍里と再会を果たす前の
お話です。

※この物語はフィクションです。
作中に登場する人物や団体は実在しま
せん。

※表紙画像はフリー画像サイト、
pixabayから選んだものを使用して
います。

☆本棚IN、感想ノート、ありがとう
ございます!!‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬✨




あらすじ
入社時から、ひたむきな想いを寄せて
いた蛍里に失恋してから一年。滝田は
遣る瀬無い想いを抱えたまま、前に進め
ずにいた。そんな中、蛍里と同じ経理部
で働く結子から飲みに誘われる。渡され
たメモを見、彼女から寄せられる想いに
気付きながらも、滝田は月に一度結子
と会うように。けれど、中々自分の気
持ちを見つけられない滝田に痺れを切
らした結子は。「恋に焦がれて鳴く蝉
よりも」番外編・第二部。

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この作品の感想ノート

返信ありがとうございました。
蛍里、一久のその後、楽しみに待ってます。師走で、なにかとお忙しいと思いますので、無理なさらないでくださいね。

メイコさん
2021/12/05 15:26

返信ありがとうございました。
蛍里と、一久のアフターストーリー、楽しみに待ってます。
師走で、なにかとお忙しいと思いますので、無理なさらないでくださいね。

メイコさん
2021/12/05 15:28

また、番外編が読めるとは、大感激です。
本編の、二人のその後も、気になります。
橘さんの、切ないお話、大好きです。

メイコさん
2021/11/30 15:24

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すべての感想数:3

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