宇宙からきた子

絵本・童話

浜咲みちる/著
宇宙からきた子
作品番号
1650314
最終更新
2021/10/15
総文字数
83,160
ページ数
21ページ
ステータス
完結
PV数
67
いいね数
0
ランクイン履歴

絵本・童話8位(2021/10/22)

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絵本・童話8位(2021/10/22)

登場人物
 笑い猫
  しっかりした考え方と、すぐれた知恵を持っている雄猫。様々な気持ちを笑いで表現する。にっこり微笑んだり、げらげら笑ったり、やるせなさそうに笑ったり、にたにた笑ったり、あざけるように笑ったり、苦虫をかみつぶしたような顔で笑ったりする。最も得意な笑い方は、くくくっーと笑う、気味の悪い作り笑いである。人を観察することが好きで、人の言葉を聞いて分かる。
 妻猫
  品格にあふれる猫。自分が信じていることは正しいと、かたくなに思い込むところがある。自分の子どもを命のように愛している。しかしその愛は、けっして、べたべたした愛ではない。常軌を逸した愛でもなく、賢母としての理性的な愛である。
 胖头(パントー)
  笑い猫と妻猫の長男。真面目で、ひたむきな子ども。ペット曲芸学校でピアノに興味を見いだして、練習に励み、上手に弾けるようになった。笑い猫から笑い方の秘訣を習って、上手に笑うこともできるようになった。
 宝宝(パオパオ)
  普通の男の子とは、どこか違っている男の子。不思議なことばかりするので、笑い猫やパントーの目には異星人のように見えていた。いつも自分の世界に閉じこもっていて、外界には、ほとんど興味を示さなかったが、笑い猫の笑顔にだけは、なぜか心を動かされていた。パントーはパオパオとの交流を通して、パオパオには音楽と絵の才能が生まれつき備わっていたことに気がついた。パオパオは異星人ではなくて、自閉症の子どもであることに、パントーはまったく気がつかないでいた。

プロローグ
 パントーはペット曲芸学校でピアノを学んでから、自信を見いだすようになった。そんなある日、パントーは不思議な男の子、パオパオと出会った。パオパオはいつも、うつろな表情をして、公園にある一本のイチョウの木の周りを、両手を挙げて、くるくる回ったり、何かに触りながら歩いていた。パオパオは外界には、ほとんど興味を示さなかったが、一つだけ興味を示したのが笑い猫の笑顔だった。そのことに気がついたパントーは、自分も父親のような笑い方を習得して、優しい微笑みや、きれいな音楽を通して、内に閉じこもっているパオパオの心を開こうとした。パントーとパオパオはいつもいっしょに生活するようになった。するとある日、パオパオに信じられないような奇跡が起きた。
あらすじ
パントーは学校でピアノを学んでから自信を見いだすようになった。ある日、パントーは不思議な男の子、パオパオと出会った。パオパオは自閉症の子どもで、外界には、ほとんど興味を示さなかった。パオパオが一つだけ興味を示したのは、笑い猫の笑顔だった。パントーはそのことに気がついたので、笑顔の作り方を練習したり、パオパオといっしょに音楽を楽しみながら、パオパオの心を開こうとした。するとパオパオに奇跡が起きた。

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