はらり、とひとひら舞い落ちる
それはいつかの蓮の花
薄紅色に色付いた
それを掬って
かける息
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表紙はまかろんkさまより使わせていただいております。
- あらすじ
十年前、殺人事件を目撃した辻葉月。その事がきっかけで離れ離れとなった初恋の相手の檜山葵。過去の記憶を紐解くと、次第によみがえる甘く苦い初恋の記憶、それと同時に明かされていく事件の真相。
そして起こる第二の殺人。
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