公爵令嬢ティアベルが七歳の誕生日にお父様から与えられたプレゼントは、なんと黒髪美少年(狼獣人)だった。え?なんで?
しかも彼・アルトバロンと主従契約を結んだ瞬間に、自分が悪役令嬢で十年後には彼から暗殺されることを思い出す。……どうしよう、とりあえず彼に私が原因のトラウマを植え付けさえしなければ、暗殺されたりしないよね!?
そうと決まれば徹底的に努力するのみ!
ということで、乙女ゲームで悪役令嬢が従僕に行った行為の真逆の行動をとることにした。虐げずにたくさん甘やかし、とにかく頑張った。
頑張った、のに! 魔力チートな絶世の美青年に育ったアルトの様子が、なんだかおかしい……?
ねぇ、アルト? ちょっと待って! その、背筋が凍るほどの危機感を覚える甘い微笑みはなに!?
冷徹な狼従僕の執着溺愛からは逃げられそうにありません!
♦︎3/27:第11章が完結しました
♦︎7/24:番外編を更新しました
ケータイ小説 野いちご

作品番号
1643091
最終更新日
2022/7/27
毒林檎令嬢と忠実なる従僕〜悪役はお断りなので冷徹な狼従者を甘やかしたら、独占欲強めに執着溺愛されました〜
雪永千冬/著
ジャンル/ファンタジー
328ページ
PV数/1,629,574・総文字数/129,224